バルセロナ・オープンでも好調を維持するラファエル・ナダル【写真:Getty Images】

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センターコートに自身の名前が命名「さらに特別なものになっている」

 男子テニスのATPツアー、バルセロナ・オープンは現地時間27日(日本時間28日)、3回戦で第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)がケビン・アンダーソン(南アフリカ)に6-3、6-4でストレート勝ち。8強入りを決めたスペインの英雄は、地元の大会で通算10度目の優勝に意欲を燃やしている。

 今年のナダルは、ロジャー・フェデラー(スイス)との激闘を演じた全豪オープン準優勝を皮切りに、負傷からの完全復調を印象付けている。そして、5月の全仏オープンに向け、得意のクレーコートシーズンが始まると、今月はモンテカルロ・ロレックス・マスターズを制し、勢いそのままに母国開催のバルセロナ・オープンに臨んだ。

 ナダルは初戦となる2回戦でロヘリオ・ドゥトゥラ・シルバ(ブラジル)にストレート勝ち。6-1、6-2と貫禄を見せつけ、ATP公式サイトによると、シルバ戦後にナダルは「しっかりとした試合ができた。クレーで多くの勝利を収めてきた相手に対して、うまく勝てた」と振り返りながら、特別な想いを明かしていた。

「クラブによるこの名誉に感謝したい。この大会は僕にとって最も重要なトーナメントの1つであり、このコートは自分のキャリアにとって最高の瞬間を迎えた場所だからだ。ここは僕にとって、これまでも今後も大きな意味を持つ場所であり、センターコートに僕の名前がつけられたことで、それはさらに特別なものとなっている」

 ナダルが語った通り、会場の「レアル・クラブ・デ・バルセロナ」は母国の英雄を称えるため、センターコートに「ピスタ・ラファ・ナダル」という名前がつけられた。それだけに今大会に期する思いは大きかったのだろう。見事に続く、アンダーソン戦も制した。

 錦織圭(日清食品)は出場回避したものの、世界ランキング1位のアンディ・マレー(英国)らの強敵は今大会に参戦している。ナダルは彼らを倒し、クレーコートでいまだ世界最強であることを証明できるだろうか。