17F1第4戦ロシアGPを控え、ソチ・オートドロームのパドックを歩くメルセデスAMGのルイス・ハミルトン(2017年4月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は27日、男子テニスの元王者イリ・ナスターゼ(Ilie Nastase)氏から受けた人種差別発言に「あっぱれ」な対応を示した女子テニスのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)に刺激を受けたと語った。

 通算3度の年間タイトルに輝くハミルトンは、四大大会(グランドスラム)通算23勝の名選手で親しい友人であるセレーナについて、「力強くて自立した黒人女性だ」と称賛した。

 全仏オープンテニス(French Open)と全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)の元王者として知られるナスターゼ氏は、セレーナが妊娠して年末に出産予定であることについて、「(赤ん坊の)色はどんなだろうな。チョコレートミルクだな」とコメントしたと伝えられた。

 この発言に対してセレーナは、「私と生まれてくる子どもにあのような差別発言を行ったイリ・ナスターゼ氏のような人々が社会に暮らしていることが分かり、失望しています」と反論した。

 ハミルトンはセレーナがインスタグラム(Instagram)に投稿したメッセージをリポストすると、同日には第4戦のロシアGP(Russian Grand Prix 2017)に集まった報道陣に対し、「彼女が言ったことに大賛成だ」とセレーナ支持を表明した。

「彼女の力強い言葉はあっぱれで、自立した黒人女性だと思った。とにかく彼女には恐れ入ったね。僕が知っている中で最も素晴らしい人間の一人というだけでなく、彼女は生まれながらのリーダーだ。だから、ネガティブな反応ではない彼女の書き込みを読んで元気づけられた。ほかの人々にも刺激になることを望んでいる」
【翻訳編集】AFPBB News