27日、韓国メディアによると、韓国で朴槿恵前大統領の退陣などを求め昨年秋からほぼ毎週末行われてきた「ろうそく集会」が、前大統領が逮捕・起訴された後のこの週末も開催されることが分かった。写真は集会のメーン会場となっているソウル・光化門広場。

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2017年4月27日、ニュース1など韓国の複数の報道によると、韓国で朴槿恵(パク・クネ)前大統領の退陣などを求め昨年秋からほぼ毎週末行われてきた「ろうそく集会」が、前大統領が逮捕・起訴された後のこの週末も開催されることが分かった。

ろうそく集会を主催してきた市民団体「朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動(退陣行動)」は27日、ソウル市内で記者懇談会を開き、週末の29日に23回目となる集会を開催すると明らかにした。大統領退陣という一つの目的はすでに達成したが、「次期大統領選の選挙戦においてろうそく集会で訴えてきた願いが影を潜め、有力候補者の『ろうそく集会精神』も後退している」と判断したためという。「昨年10月29日以降、22回(の集会)、1700万のろうそく(民衆)は朴槿恵前大統領の弾劾を導いたが、政界はろうそく(集会)の改革課題を積極的に引き受けるための努力をしてこなかった」と批判、「今回の大統領選は、ろうそく(民衆)のために行われる選挙であるだけに、ろうそく(集会で主張した)改革課題実現のために努力しなければならない」と主張した。

退陣行動が発足した昨年秋、当時の朴政権退陣を要求する世論の高まりを受け、集会には「民衆総決起闘争本部」「民主主義国民行動」「市民社会団体連帯会議」など1500余りの団体が集結した。またソウル市は現在、暴動もなく平和的に行われたろうそく集会を、ノーベル平和賞と国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」への登録すべく準備を行っている。

この報道に対し、韓国のネットユーザーからは「やはり集会が必要だと思う」「ろうそく精神を忘れてはならない」「ろうそく精神を投票で示そう」「ろうそく集会を継続してこそ、5月9日(大統領選投票日)に正しい投票ができる」「地方に住んでいて集会に参加できない。何か物足りなさを感じる」など、ろうそく集会への肯定的な意見が多く寄せられた。

また、「民主労総が入り込んだろうそく集会は変質してしまった」「民主労総が関係していると何かきな臭さを感じる」など、過激な活動を繰り広げている民主労総に対する批判の声もあった。(翻訳・編集/三田)