マリア・シャラポワ(ロシア)【写真:Getty Images】

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ポルシェ・グランプリ8強、ブシャール糾弾も取り合わず「私は格上なんだから」

 女子テニスのポルシェ・グランプリ(シュツットガルト)は27日、シングルス2回戦が行われ、ドーピング違反による1年3か月の出場停止処分が明けた元世界ランク1位、マリア・シャラポワ(ロシア)が、世界ランク43位のエカテリーナ・マカロワ(ロシア)に7-5、6-1でストレート勝ち。ブランクを感じさせない戦いぶりで8強進出を果たした。

 一方で、禁止薬物を使用していた事実が明らかになっている元女王は世界ランク59位のウージニー・ブシャール(カナダ)から「ペテン師」と糾弾されていた。そして、「どの分野のスポーツでもペテン師はそのスポーツを2度とすべきではないと思います。正しいやり方で、真摯にプレーしている他の選手にとって、公正ではありません」と永久追放が妥当と発言されるなど、逆風の最中にいる。

 だが、「ロシアの妖精」と呼ばれたシャラポワは「妖精2世」と評された美女テニスプレーヤーからの「ペテン師発言」に意外な反撃に出ている。オーストラリア地元紙「シドニー・モーニング・ヘラルド」などが一斉に報じている。

 シャラポワはブシャールの痛烈な批判について質問されると、こう反撃した。

「私から発言することは何もない。私は格上なんだから」

 4大大会においては優勝5度を誇る30歳のロシアの妖精に対し、ブシャールは2014年のウィンブルドン準優勝が最高の成果となっている。

 シャラポワは格下のブシャールの発言に取り合う立場ではないと持論を展開した格好だ。

 この日のマカロワとの同胞対決については「昨日戦ったところで、全ての感情を発散してしまった。今日は少し落ち着いてプレーできた。自分のプレーに集中できたし、最高のゲームプランを実行できたと思うわ」と振り返っている。

 強気な姿勢で批判に取り合わなかった復帰のシャラポワだが、テニス界の信頼を取り戻すことはできるだろうか。