Google (=Waymo)やUberと並んで自動運転カーの開発を進めていると言われるIT企業の1つ・Appleのテスト用車両がカリフォルニア市内を走行している様子が撮影されています。

Check Out the Lexus That Apple's Using to Test Self-Driving Car Technology - Bloomberg

https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-04-27/check-out-the-lexus-that-apple-s-using-to-test-self-driving-car-technology

Bloombergが一般の人から提供を受けたという写真には、真っ白なレクサスのハイブリッドSUV「RX450h」に数々の装置がゴテゴテと取り付けられた状態で試験走行を行っているとおぼしき様子が収められています。また、撮影した人物によると、この車両はAppleの建物から出てきたとのこと。



車両には、周囲の状況をセンシングするためのレーザーセンサー「LIDAR」をはじめ、数々のカメラなどが後付けで装着されています。自動運転技術開発に詳しい専門家によれば、搭載されているLIDARは業界大手のVelodyne Lidar Inc.社製が製造するハイエンド64チャンネルLIDARが少なくとも2台用いられているとのこと。また、カメラが多数搭載されていることですが、いずれもカスタム品ではなく市販品そのままの状態で使われているとみられます。



Appleは自動運転カーのテスト走行を行動で実施することを2017年4月中旬にカリフォルニア州のDMV (Department of Motor Vehicles:車両関連を扱う部局)から認可されており、ついにその実走行が始まったということになります。





Appleは「Project Titan」のプロジェクト名で自動運転カー技術の開発を進めているとみられ、iPadやMacBook Airなど同社の代表的製品を手がけてきたボブ・マンズフィールド氏をリーダーにプロジェクトを進めています。しかし、人員整理が行われるなど計画の見直しが実施されているとも伝えられており、必ずしも順調といえる状態ではないとも見られています。

Appleによる自動車開発計画「Titan」が一部人員整理に着手、計画の見直しが指摘される - GIGAZINE



そんな中、Appleの自動運転カー開発は自社で車両を作るのではなく、搭載されるソフトウェアの開発にシフトしてリソースを集中させるという臆測も伝わっていました。

Appleの自動車開発に変化の兆候か?自動車本体からソフトウェアにシフトする可能性が報じられる - GIGAZINE



そんな中で激写された今回のAppleの自動運転カーというわけですが、奇しくも使用されているのは元Google傘下のWaymoや、スタートアップ「Zoox Inc.」などと同じレクサスのハイブリッドSUVとなっています。