女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ、シングルス2回戦。勝利を喜ぶマリア・シャラポワ(2017年4月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】女子テニス、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2017)は27日、シングルス2回戦が行われ、薬物使用による出場停止処分を終えたマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、エカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)を7-5、6-1で下し、1年3か月ぶりのツアー復帰2戦目も白星を挙げた。

 四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇る30歳のシャラポワは、世界ランク43位のマカロワに1時間20分で勝利を収めると、「うれしいです。プラン通りに手堅いプレーを実行できました」とコメントした。

 28日の準々決勝では、全仏オープン(French Open 2016)女王で第5シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を2回戦で撃破した予選通過者のアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)と対戦する。シャラポワは「彼女とは対戦したことがなく、これまでツアーで試合をしたことがない数少ない選手の一人です。彼女は今大会で素晴らしいテニスを披露していて、お互いにとって素晴らしい機会です」と語った。

 2016年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)で禁止薬物のメルドニウム(Meldonium)に陽性反応を示したシャラポワは、復帰初日となった26日の1回戦では腕が鈍った様子や神経質なところはまったくみせずにロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)を7-5、6-3で退けると、この日はさらに輝きと自信に満ち溢れたプレーを披露し、マカロワに対して9本のサービスエースと29本のウイナーを記録した。

 しかし、元世界ランク1位シャラポワは、7本のダブルフォールトと19本のアンフォーストエラーを記録するなど、コンタベイトとの試合に向けて課題を残しており、「練習と試合には大きな違いがあり、とにかく全力で準備をするしかありません。だから、ようやく実戦に臨めているのは良いことです」とすると、「必要な反応や予測は練習で再現することはとても難しい。それが自分に必要なこと」と語った。

 一方、この日の2回戦では、第1シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が2-6、5-7でクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)に敗れ、大会から姿を消す波乱が起きた。

 ケルバーは独シュツットガルト(Stuttgart)に詰めかけた観客から温かい拍手を送られ、「自分としては良い日でしたが、勝てなくてごめんなさい。ここでは彼女(ムラデノビッチ)がヒーローです」と述べた。

 この日はさらにベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)、ジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)らシード選手が次々と敗退している。

 第6シードのコンタは、ラトビアのアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova)に3-6、5-7で敗れ、第8シードのクズネツォワは、ワイルドカードで出場したドイツのラウラ・シグムンド(Laura Siegemund)に4-6、3-6で屈した。
【翻訳編集】AFPBB News