日本の農業はどうなる?

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農業と聞いて思い浮かべるイメージはどういったものでしょうか。担い手が高齢化して、若い人が参入していない業界といったイメージがまずは思い浮かべられると思います。しかしながら、農業は日々着実に進歩を遂げている分野でもあります。

農業はどう変わる?

そんな農業に関する最新の事情を取り上げた新書が21世紀政策研究所編集による「2025年 日本の農業ビジネス」(講談社現代新書)です。本書では2025年、あと10年以内に日本の農業がどう変わるのか、そして低迷する日本経済の切り札としての農業をとらえています。

制度や構造から考える

本書の新しさは、日本の農業を制度や構造の視点からマクロにとらえたものです。農業といえば、地産地消であるとか、新商品の開発とブランディングといった小さい部分に注目が集まりがちです。しかし、国家レベルで農業の改革が求められ、それを行っていけば、農業の未来が明るいと本書には記されています。農業のイノベーションの要となるものは、従来の農業行政に加えて、IT技術の進歩もあげられます。確かにITが進歩を遂げれば、アマゾンのダッシュボタンのように、農産品が家に届く、そんな未来もやってくるかもしれません。