ジョニー・デップ(Johnny Depp) photo : Getty Images

元ビジネスマネージャーの詐欺行為で4000万ドル(約44.4億円)の損害を被ったとして、元ビジネスマネージャーとその会社を訴えているジョニー・デップ。最近のインタビューで改めてマネージャーたちを非難している。

元ビジネスマネージャーとその会社TMGに2500万ドル(約27.8億円)の損害賠償を求めているジョニー・デップ。訴えられた会社側はジョニーの浪費癖を指摘、「1か月に200万ドル(約2.2億円)以上使うこともあった。これは彼に払えない額だった」と負債はジョニー自身のせいだと反論している。さらに「TMGは過去17年、ジョニーが支払い能力を維持できるように努力してきた」「でもTMGはジョニーの浪費を制御することができなかった」とニュースサイト「E!ニュース」にコメントしていた。

これに対してジョニーがインタビューで反撃! 「もし僕のことを制御できないのだったら、契約を解除しなかったんだ?」とニュースサイト「ウォールストリート・ジャーナル」に激白。「僕は長年の間、一生懸命働き多くの人を信頼してきた。その中には明らかに失望させる人もいた」とジョニー。さらに「あれは僕の金だ。1日1万5000個の化粧用コットンが買いたいと思ったとしてもそれは僕の好みの問題だ」。自分のお金をどう使おうと勝手! と怒るジョニーに対して、TMG側もすぐに反論のコメントを発表。「ジョニーは自分の常軌を逸した行動を認めているのに、それに対する責任を否定している。常習的な嘘つきだ」と非難している。

ジョニーも会社も一歩も引かない構え。コメントを出せば出すほど泥沼化する今回の事件、どう決着がつくのか続報にも注目したい。

text : Yoko Nagasaka