韓国のデパート・ロッテ百貨店で、店内に設置された外国語の案内から中国語が消えた。写真は韓国のロッテ百貨店。

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2017年4月26日、環球網によると、韓国のデパート・ロッテ百貨店で、店内に設置された外国語の案内から中国語が消えた。

韓国紙・亜州経済によると、つい1カ月前までは中国語での案内もあった。高高度防衛ミサイル(THAAD)配備による中国からの報復措置を受け、売り上げが減ったことから、「因為理解,所以等待(理解してるので、待っています)」という“求愛”の広告まで出し、関係者も「中国人観光客をいかに呼び込むかが大事だ」と話していた。

しかし25日、ソウル市中区のロッテ百貨店本店では、外国語の案内は日本語版と英語版の2つだけになり、中国語の案内はなくなっていた。マーケティング部門の責任者は「販売を多様化させ、日本や東南アジアなど世界各国・地域の観光客を対象にするようにした」と話している。

中韓関係が悪化し、中国人観光客が激減したことで、ロッテ百貨店では売り上げが20〜30%減少。一時は、ロッテ百貨店での外国人の消費額に占める割合が88%にも達した中国人観光客だったが、現在はその割合は減っており、日本人の割合が増えているという。

例年は5月1日のメーデーや10月1日の国慶節の大型連休で中国人観光客が多数韓国を訪れていたが、日本や東南アジアからの観光客をターゲットにする販売戦略にシフトしており、中国人ばかりに目を向けた販売からの脱却を図っている。(翻訳・編集/岡田)