女性のあるある勘違い:恋愛相談は、仲のいい女友達にするべき?

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「友達にはそうしたほうがいいって言われたんですけど、どう思いますか?」

これまで5,400件以上の恋愛相談を受けてきた筆者のもとには、このように友達にまず相談してから訪れる方もいらっしゃいます。

しかし少しショッキングな話をすると、実は女友達があなたの恋愛の邪魔をすることもあるのです。ちょっと信じられないことですが、これが意外と多いのです。今回のコラムでは、相談していい友達としないほうがよい友達についてお伝えします。

恋愛相談に向いている友達

(1)自分より経験豊富で、どんな話にも動じない人

恋愛の経験が豊富な人は、「いろいろなパターンがあるので、どんな状況も否定できない」ということを理解している人が多いです。そのためなかなか人に言えないような相談でも、冷静に自分の経験をもとにアドバイスしてくれるでしょう。

(2)自分より幸せな関係を、誰かと築いている人

経験豊富でなくても、今のあなたより恋愛で幸せな状態にいる人がいたら、食事をおごってでも相談をしましょう。特に1人の男性とずっと幸せに付き合っているような女性は、心地よく長く付き合うコツをわかっているので、相手のいいところを見たうえでアドバイスをくれるでしょう。

恋愛相談に向いていない友達

(1)分析はできるが、恋愛経験はそれほどない人

どんなことでもそうですが、経験して初めてわかることはたくさんあります。分析ができる友達は客観的な正しい意見が聞けることはいい点ですが、細かいところのフォローに欠けることがあります。

例えば、「3年付き合っている彼が結婚しようと言ってくれない」というと、「その人、見込みないんじゃない?早めに別れたほうがいいよ」とアドバイスをしてしまったり。このアドバイスは正しいこともありますが、「彼がどんな気持ちでいるか」ということが無視されていますので、カップルの状況によっては間違ったアドバイスになってしまいます。

(2)何事にも負けず嫌いな人

男は仕事で嫉妬するが、女は恋愛で嫉妬する、と言われたりもする通り、負けず嫌いな友達の場合、あなたの幸せ度合いが高すぎると「でも、彼って○○なところがない?」など、本人も気づかないうちに妨害してこようとすることがあります。

そして仲がよい友達の意見であればあるほど、「あの子がいうなら、そうかも」と、影響を受けてしまう人も少なくないんです。

「わたしの周りは、“恋愛相談に向いていない友達”ばかりかも……」そういう場合でも、もちろんその友達と縁を切る必要はありません。ただし、恋愛の話は控えめにすること。どうしても恋愛の話をするときは短めにして、自分の話より相手の話を聞いてあげることを重視するのがよいでしょう。そうしないと、せっかくうまくいきかけている恋愛が壊れてしまうことがあるからです。

女友達は恋愛の大切さをわかっているからこそ、無意識に妨害してくることがあるのです。それを理解して、お互いのためにも恋愛相談をする相手は慎重に選ぶようにしましょう。

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※ Oleksandr Nagaiets / Shutterstock

【筆者略歴】

橘つぐみ

恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!(講談社)』、『最終彼氏の見つけ方(大和出版)』他。2児の母。