船内捜索が進むセウォル号を見つめる市民=27日、木浦(聯合ニュース)

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【木浦聯合ニュース】陸揚げされた旅客船セウォル号の船内捜索が開始されてから初めて行方不明者の持ち物が見つかった。セウォル号の現場収拾本部が27日明らかにした。

 現場収拾本部などによると、セウォル号4階の船首付近で男子生徒の制服の上着1点が見つかった。
 制服は修学旅行中に事故に巻き込まれた檀園高校(京畿道安山市)のもので、名札から行方不明の男子生徒、パク・ヨンインさんのものであることが分かった。制服の周辺に遺体はなかったという。
 2014年4月の事故の翌日にはパクさんのかばんが見つかり、学生証は遺体となって発見されたパクさんの友人の服から発見された。
 行方不明者の家族は木浦新港に用意された家族控室で待機しており、パクさんの制服の発見が遺体の収容につながることを期待して捜索の結果を待っている。
 現場収拾本部はこの日、パクさんの制服をはじめ、携帯電話3点、衣類9点、靴類9点、かばん類3点、電子機器3点の計28点を収拾した。
 セウォル号は2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没し、今月上旬に木浦新港の埠頭(ふとう)に陸揚げされた。沈没事故では修学旅行中だった高校生ら295人が死亡、9人が行方不明のままとなっており、行方不明者の遺体が船内に残っている可能性がある。
yugiri@yna.co.kr