▽先週一番話題になったゴールって、やっぱあれですかね? 興梠慎三の浦和トップ独走を決める決勝点。とても重要な得点だったと思うんですけど、でもどうやら違うようで。一番ニュースで目にしたのって、中村俊輔のズドンと一発だったんじゃないでしょうか。

▽その中村のゴールって、本当はその前のトラップのところで打ちたかったんだろうけど、戻ってきたところをビシッと当てたシュートから生まれてるわけです。だからあのゴールを見ながら「あぁ、昔の俊輔だったら」という思いを持った人もいるだろうし、中村がまだ活躍していることにホッとした人も多かっただろうし。

▽一度は失敗しても次のチャンスを生かすって、なんか挫けるなっていうメッセージみたいでよかったなぁ。なんて、サッカーのライターが書いたら編集担当から「何それ? 情緒過ぎるじゃん? バカなの? どっか行くの?」って言われるとこなんですけど、まぁこうやって書いてるんですけどね。

▽と、中村が活躍したのなら、こっちもやってほしい! って選手は26日のルヴァンカップでやってくれました。ホームの大宮戦で小野伸二が正確にミートして流し込む小野らしいボレー。これまたむっちゃノスタルジックな風景まで思い出して感激した人たちも多かったんじゃないですかね。

▽中村にしろ小野にしろ、これは次の試合も期待できるかも。だって、ゴールって一度生まれると、続いたりするじゃないですか。昔、本田圭佑が「詰まってたケチャップが出始めるとドバドバ」と言ってた感じで。でもって、今週末はこの2人が所属する磐田vs札幌なんですよ。ゴールデンウィーク突入のカードとしては、これはいい前振りを持ってる対戦なワケです。

▽……といいつつ、ちょっと寂しいってのもありませんか? 確かにベテランの活躍は大いに結構。だけど、それを凌駕する若手が出てきてこそ、リーグが本当に盛り上がるんです。そんな若手が久保建英だけじゃ、なんて寂しい! ちゅうことで、実は大の仲良し、鈴木優磨と鎌田大地が対決する(だろう)鹿島vs鳥栖にも注目なのでした。【倉井史也】 試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。