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ロンドンに本社を置くダイアログ・セミコンダクター(以下、ダイアログ)は、ルネサス エレクトロニクス(以下、ルネサス)の運転支援システムおよび車載インフォテイメントシステム向けR-Car H3システムオンチップ(SoC)車載コンピューティングプラットフォーム向けに、パワーマネージメントソリューションの提供を開始することを発表した。

同パワーマネージメントチップセットは、システムPMICのDA9063-AとふたつのサブPMIC(DA9213-AおよびDA9214-A)で構成され、ダイアログ独自のシステムPMICとサブPMICの電源分割によって、スケーラビリティとフレキシビリティの優位性を提供するとともに、厳しい温度環境での消費電力を分散するという。

それぞれのSoCの実装に必要なシステムPMICとサブ PMICの組み合わせは、最終アプリケーションごとに異なるため、R-Car H3プラットフォームはフレキシビリティによるメリットを享受できるという。

ダイアログは現在、ルネサスの第2世代R-Car H2プラットフォームに採用されるパワーソリューションプロバイダであり、今回の協業により両社の技術がさらに強化され、R-Car H3の登場で従来のR-Car H2 SoCを上回る強力な車載コンピューティング性能を実現するとしている。

なお、ダイアログのモバイルシステム部門バイスプレジデント Paul Wheeler氏は次のように述べている。「当社には、革新的な差別化された省エネルギー・パワーマネージメントソリューションの開発実績があります。スマートフォン、タブレット、ウェアラブルなどのモバイルテクノロジーと自動車のインフォテイメント、ナビゲーション、および常時接続できるアプリケーションに必要な処理能力向上の一体化に向けて、これらのソリューションはルネサスのような先進技術パートナーが競争優位を維持する上で非常に重要です」。

また、ルネサスの第一ソリューション事業本部シニアエキスパート 吉田正康氏は次のように述べている。「最新世代の自動車が登場し、次世代インフォテイメントシステム、コネクテッドカープラットフォーム、および自律走行に対する需要が高まっています。ダイアログのパワーソリューションとR-Car SoCの組み合わせは、車載情報機器のパワー効率の向上と、当社のエンドカスタマーが個々のニーズに合わせて構成やシーケンスを簡単に変更可能とする多様性を提供します」。

(早川厚志)