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(彰化 27日 中央社)彰化県内の養鶏場で生産された食用卵から基準値を超えるダイオキシンが検出された問題で、同県農業処は27日、養鶏場で飼育されていたニワトリ約4万2000羽を焼却処分すると発表した。卵約14トンも全て廃棄される。

衛生福利部(衛生省)食品薬物管理署は18日、食用のニワトリの卵から基準の約2.1倍のダイオキシンが検出されたとの報告を受け、問題がある可能性のある養鶏場3カ所から出荷された卵の販売を停止。その後の調査で、基準値超えの卵はそのうち1カ所の養鶏場で生産されたものだと明らかになった。問題の養鶏場で飼育されているニワトリは28日に薬物を使用して昏睡状態にした後、焼却処分場に運ばれる。

同県環境保護局の江培根局長によれば、検査の結果、養鶏場の空気と水源には問題はなく、飼料と土壌に関する調査が進められているという。

ダイオキシン検出を受け、卵の価格に影響が出ている。行政院(内閣)農業委員会畜牧処の李春進処長によると、産地価格は問題発覚前の1斤(600グラム)当たり28.5台湾元(約105円)から26日には同22.5元(約83円)にまで下落。下げ幅は21%と1週間当たりで過去最大を記録した。

(蕭博陽、呉哲豪、楊淑閔/編集:名切千絵)