ひと手間の努力で結果を変える1%のマーケティング

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いい本を作るためには、大きな努力よりも小さな努力の積み重ねでいいのです。きめ細やかな気くばりや思いやりが人間関係を良くするように、本作りもひと手間の努力がベストセラーを生む秘訣になるようです。

結果を大きく変えるひと手間の努力

私は本を書くとき、「1%のマーケティング」を重要視しています。
「1%のマーケティング」とは、ほんのひとつでいいので、積み重ねることによって、結果的に全体の量や質がまるで変わってしまうという原理です。
わかりやすい言葉でいうと「ひと手間の努力」です。

届けたい読者に理解される言葉を選ぶ

たとえば、私はビジネス書のキャッチコピーを考えていたときに、「投資」という言葉が何だか難しく思えて、「お金がお金を生み出す」という言葉に変えました。
「投資」という経済用語よりはるかにわかりやすく、読み手に理解されると思いませんか?

小さな改善をひとつずつくりかえす

私は学研やひかりのくになどでたくさんの童話を書いています。
お料理ロボットが厨房で料理を作るのですが、「厨房」という言葉は子どもにはわかりません。その場合は、「台所の奥」という表現にします。
このようにひとつずつ改善を繰り返すだけで、最初の母数に小さな1が加算され続け、結果的に全体を見ると、30%も50%も成果が違ってくるのです。

すべての幸せは1%の積み重ねで達成する

この「1%のマーケティング」は、本が私に教えてくれました。
常に「いい本」を作ることを考え、その本を1冊でも多く売ることを考え続けた結果、自然と体得したことです。これは本作りだけではありません。
「すべての幸せは1%の積み重ねで達成できる」と言っても過言ではありません。
「人生で成功する人、成功しない人」の違いは、この1%の積み重ねで決まります。

幸せな成功への階段を一歩ずつ登ろう

1%を積み重ねて悪い結果になるはずがありません。
ビジネスも、受験も、恋愛も、家族関係も、すべてがうまくいきます。
あなたの収入も、他人から受け取る愛情もアップします。
環境や待遇もどんどんよくなっていきます。
小さな積み重ねが、やがて目に見える結果となって返ってくるのです。

【まとめ】

・読みやすさ、わかりやすさへの小さな配慮を積み重ねる「1%のマーケティング」。
・ひと手間の努力は人生の成功にも影響します。
・愛される本、愛される著者になるには、高いハードルを越えることより小さな優しさの積み重ね。本を書くことで得る学びが、生き方にも影響するなんて、素敵だと思いませんか?

★ 参考図書『本を出したい人の教科書』
著者:吉田浩(よしだ・ひろし)