あいにくの雨にもかかわらず、当日はおよそ120人の子供たちが集まった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 4月9日、つくば市で株式会社スリーボンドが主催する「KAMAMOTO Football Festival  in つくば」が開催された。日本サッカー界のレジェンド釜本邦茂さんに加えて、元日本代表DF中田浩二さんをゲスト講師として迎えて行なわれた「KAMAMOTO Football Festival  in つくば」会場となった茨城県のつくばアカデミーセンターには、あいにくの雨にも関わらず、およそ120名が集まった。
 
 開会式、子どもたちを前に、釜本さんが最初に伝えたメッセージは「大事なのはボールを止めること、蹴ること、運ぶこと」。さらに、サッカーにおいて大切な「3つのB」として、ボールコントロール、ボディバランス、ブレイン(脳)の3つを挙げ、その重要性を説いた。
 
 前半のサッカー教室は、低学年、中学年、高学年の3つのグループに分かれ、ドリブル、パス、シュートなどの基礎練習を中心に行なわれた。釜本さん、中田さんらコーチ陣も参加したミニゲームでは、子どもたちだけでなく、周囲で観戦していた親御さんたちの体温も上昇していた。最後には、リフティング大会が開かれ、6人の上位者には2人のコーチからサインボールが贈られた。
 
「リフティングができるからサッカーが上手いとは限らない。でも、リフティングは一人でできる。グラウンドに早く来て自主練をしよう」と、ライバルよりたくさんボールに触れることが上達への近道だと釜本さんは熱弁した。
 
 天候を考慮し、予定より早めの解散となったが、マイクを離さず、ずっと指導を続けたレジェンドの言葉に、子どもたち何かを感じ取ったことだろう。
 
 この 『KAMAMOTO Football Festival』は、工業用シール剤、接着剤メーカーの株式会社スリーボンドが主催している。同社は社会・地域貢献活動の一環として、「底辺を広くすること、強くしていくことが、いままでもこれからも大事なこと」と語る釜本さんと一緒に、今後も7月に熊本、そして10月には岡山でイベントを開催する予定だ。
 
取材・文:井本佳孝(サッカーダイジェストWeb編集部)