大ヒット中の「クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」 (C)1991 Kailidoscope

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 236分のデジタルリマスター版で25年ぶりにスクリーンに復活した、台湾の巨匠エドワード・ヤンの傑作「クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」(公開中)の大ヒットを記念したオールナイト上映イベント「『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』大ヒット記念! エドワード・ヤン監督オールナイト」が5月6日、東京・シネマート新宿で開催されることがわかった。

 2017年に生誕70年、没後10年を迎えたヤン監督が手がけた同作は、1960年代の台湾・台北が舞台。不良少年グループがひとりの少女をめぐって対立し、ついには殺人事件へと発展してしまう様子を、当時の社会情勢を交えて描く。世界を股にかけ活躍する国際俳優チャン・チャンのスクリーンデビュー作であり、行定勲監督や李相日監督ら多くの映画人がファンであることを公言している。

 3月11日に公開されるやいなや、初日から満席が続出。往年の映画ファンのみならず、初めて本作を見た若い世代からも「これぞ“映画”だと思った。衝撃で席から立てなかった」「どのカットをとっても素晴らしい。見終えてから一日中映画について考えてしまう作品」「10代でこの作品を見ることができて本当に良かった」と高い支持を集めている。

 オールナイト上映イベントでは、本作に加えて、ヤン監督が86年に手がけた長編第3作「恐怖分子」を35mmプリントで併映。また、「クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」を見て大きな衝撃を受けたという塚本晋也監督が、映画評論家・柳下毅一郎氏と共に同作の魅力を語りつくすスペシャルトークイベントも実施される。

 「『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』大ヒット記念! エドワード・ヤン監督オールナイト」は、5月6日に東京・シネマート新宿で開催。 チケット料金は2800円。