海外から日本に訪れる旅行者の多くが行きたい場所として、日本の100円ショップが人気を集めている。日本らしい小物や手頃なサイズの食べ物、コスメなどをお土産として非常に安く購入できるため、多くの中国人の間でも人気の存在だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 海外から日本に訪れる旅行者の多くが行きたい場所として、日本の100円ショップが人気を集めている。日本らしい小物や手頃なサイズの食べ物、コスメなどをお土産として非常に安く購入できるため、多くの中国人の間でも人気の存在だ。

 中国メディアの好奇心日報は21日、なかなか景気が良くならない日本で「100円ショップはまるでコンビニに、日本人の生活に浸透している」と紹介する記事を掲載した。

 総務省の家計消費調査によれば、2月における2人以上の家計の消費支出(実質)は前年同月比3.8%減となり、12カ月連続で減少した。記事は、こうした消費の減退は100円ショップにとって絶好のビジネスチャンスとなったと紹介した。

 続けて、日本では100円ショップの大手4社は2017年も合計で500店舗を新規開店する計画だと伝え、これは2011年以降としては最多だと指摘。100円ショップは「デフレの風見鶏」と呼べる存在だと伝えつつ、100円ショップの急激な成長はデフレのみならず、独身人口の増加や高齢者の増加などの要素も関係していると分析している。

 100円ショップがこれほど日本人の生活に浸透し、受け入れられている別の要因として、100円ショップの商品開発や購入しやすい売り場の工夫などを挙げている。特に若い女性をターゲットとして100円には見えない質やデザインの商品を数多く揃え、高いコストパフォーマンスを実現していると指摘した。

 日本の100円ショップのような形態として、中国には10元店というものがある。10元は日本円で約160円であり、日本より割高であるにもかかわらず、商品の質は「安かろう悪かろう」そのものだ。こうして比較すると、中国人から見ても日本の100円ショップはとても魅力的な店に映るのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)