北朝鮮メディアは、朝鮮人民軍創建85周年を祝う史上最大規模の攻撃演習が金正恩委員長立ち会いのもと行われたと報じた。

 朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、300余りの長距離砲などが海に向かって一斉に砲撃をする写真などを掲載した。軍の創建以来、最大規模で行われた今回の訓練では、潜水艦の魚雷攻撃や戦闘機による爆撃などが行われ、訓練は成功したとしている。金委員長が「誇らしい結実だ。百発百中だ」と述べたと伝えている。今回の演習について、北朝鮮は「アメリカと追従勢力の頭上に懲罰の砲火を浴びせ、極悪非道な敵の巣窟を滅亡の墓にすることを力強く示した」と強調している。

 こうした北朝鮮の動きに周辺国は、これまでとは違った動きを見せている。韓国では昨年7月に決定以来前進していなかったミサイル迎撃システム「THAAD」の配備が始まり、また、中国では共産党機関紙の社説にアメリカが北朝鮮の核施設を攻撃したとしても中国は軍事的に介入しないという内容があったという。

 アメリカではトランプ政権が現地時間の27日、100人の上院議員すべてを集めて北朝鮮問題政策についての緊急説明会を開くという。

 このアメリカの対応について、立命館大学客員教授の宮家邦彦氏は「北朝鮮問題に対して新しい政策を説明するというわけではなく単に議会に対してトランプ政権の対北朝鮮政策についてまとめて説明しようというもの」とし、話す内容はこれまでの政策と違いはなく、議会の不満が高まる前に関係を改善するのが狙いだと指摘した。

( AbemaTV /原宿アベニューより)

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