うっかりぶつけたアザ、転んでできた傷、ニキビ痕、やけどの痕……。女性なら、消してしまいたい傷痕ってたくさんありますよね。こんな傷痕が市販の薬で薄くなるとしたら? 少し前に話題になったあの薬は効果あるの? 傷痕を治す薬について調べてみました。

そもそも傷になってしまうのはどうして?

幼い頃にできた傷痕がまだ残っているのって、話のネタにもなるけれど目立つ場所だとちょっとイヤ。こんなに年月が経っても残っているなんてお肌は再生されなかったのでしょうか? お肌(皮膚)は外側から表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっています。表皮だけが傷ついてしまった場合は、出血が止まり、白血球によって傷口の細菌が取り除かれ、細胞が再生することで表皮の傷が修復されていきます。傷が深く真皮層にまで到達すると、傷口は塞がりますが表皮は元に戻らず傷痕となって残ってしまうのです。表皮にできた傷であっても、肌の代謝が悪かったり栄養不足だと修復が遅れて傷がある期間が長引くことになります。

今でも人気! 傷痕を治してくれる「アットノン」

3年以上前に発売され話題になった小林製薬の「アットノン」。やけどの痕や擦り傷痕、ひっかき傷の痕を治してくれるという医薬品で、1〜2年経った傷痕にも使えるとのことでかなり売れました。実際「傷が早く治った」「やけどの痕が薄くなった」などの声が多くあり、ニキビ痕を消すために使う人が増えたのです。(小林製薬では顔への使用は認めていません。使用は自己判断になります)アットノンは傷薬としては今でも根強い人気を誇っています。

傷を早く治すということ

アットノンに含まれている成分は「ヘパリン類似物質」。皮膚科で処方されるものと同じです。患部の水分を保持し、角質の柔軟性を高めます。血行促進しながら皮膚の代謝を早め、傷痕を修復していきます。傷自体は数日あれば塞がってくるので湿潤療法(キズパワーパッド)できれいにしてから、修復を始めます。薬局に行くと、ヘパリンZクリームやHPクリームなど、ヘパリン類似物質が配合された市販薬が売っているので使ってみるとよいですよ。ただし、できたばかりの傷にヘパリン類似物質を使うと出血が止まらなくなったり、逆に傷の治りが遅くなってしまうため要注意です。

1〜2年前の傷も治せるとは凄いですね。30代を過ぎると代謝が悪くなり、確実に傷の修復にも時間がかかってしまいます。アットノンだけでなくヘパリン類似物質の含まれた化粧水なども市販されているのでそれらを使って肌のターンオーバーを促し、傷痕をなくすことを目指したいですね。