台鉄集集線、台湾新幹線との乗り継ぎが便利に  支線を6年後に開業へ

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(彰化 27日 中央社)中部・彰化県と南投県を走る台湾鉄路管理局(台鉄)のローカル線、集集線で27日から、一部列車の始発駅が縦貫線田中駅(彰化県)になった。田中駅と台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)彰化駅を結ぶ無料シャトルバスが運行され、よりスムーズに乗り継ぎができるようになる。両駅をつなぐ支線の建設も計画されており、6年後の開業を目指す。

集集線は二水(彰化県)−車[土呈](南投県)間をつなぐ全長29.7キロの路線。台湾のローカル線としては最長を誇る。変化に富んだ車窓風景を楽しめるため、鉄道ファンや観光客に人気の路線となっている。

鉄道の旅の盛り上げと集集線沿線の観光産業の活性化をねらい、台湾高鉄と台鉄は協力。田中駅への延伸や無料シャトルバスの運行のほか、台湾高鉄は集集線やその周辺地域の観光を堪能できる日帰りツアーの販売を開始した。

26日に高鉄彰化駅で開かれた記者会見に出席した交通部の范植谷次長は、台鉄が田中駅と高鉄彰化駅を結ぶ全長3キロの支線の建設を計画していることを発表。台鉄の鹿潔身局長によれば、支線建設は政府が推進するインフラ整備計画の一つとして行われ、建設費は約18億9200万台湾元(約69億8800万円)。台鉄はすでに実行可能性評価を済ませており、今年中に行政院(内閣)で承認される見通し。6年後の開業を予定している。

(汪淑芬/編集:名切千絵)