米首都ワシントンのホワイトハウスで行われたイベントに出席するドナルド・トランプ大統領(2017年4月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米ホワイトハウス(White House)は26日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が北米自由貿易協定(NAFTA)から離脱しないことに合意したと発表した。米、メキシコ、カナダの3か国は速やかに再交渉に入る予定だという。

 ホワイトハウスの声明によると、トランプ大統領は26日夜、メキシコのエンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領、カナダのジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相と会談し、「現時点ではNAFTAを撤廃しないことに合意した。首脳らは、NAFTA再交渉が可能となるよう速やかに手続きを行うことを確認した」という。

 これに先立ち複数の米メディアでは、トランプ大統領がNAFTA離脱の大統領令への署名を検討していると報じられていた。

 政治ニュースサイト「ポリティコ(Politico)」は、ホワイトハウス当局者2人の話として、大統領令の草案が最終確認段階にあり1〜2週間以内に発表されるとの見通しを報道。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)も、トランプ氏がNAFTA離脱を命じる大統領令に署名する可能性が高いとの政権幹部の発言を伝えていた。

 一方、ウィルバー・ロス(Wilbur Ross)商務長官は26日夜、一連の報道は「うわさ」にすぎないと一蹴していた。

 トランプ大統領はNAFTAを「災害」と呼び、特にメキシコを名指しして米国の産業から数百万人の雇用を奪うと非難。再交渉か離脱かの二択を迫っていた。
【翻訳編集】AFPBB News