山中亮輔、横浜FM移籍後初先発…安堵の逆転勝利「勝ち続けるしかない」

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 移籍後初のスタメン、しかもフル出場だった。横浜F・マリノスのDF山中亮輔は「初めてやる選手ばっかりだったので…」と話し合いながら周囲との連係を図った。

 今季、柏レイソルから加入した期待の左サイドバック。しかし開幕前に負ったケガの影響でシーズン開幕には間に合わなかった。「ケガで開幕は出遅れてしまったので、こういうチャンスを与えられた時に仕事をしないと、試合に出続けられない」と奮起した。

 前半は一つ前のポジションに入ったルーキーのMF吉尾海夏とともに、何度も何度も左から攻撃を組み立て、相手の右サイドをえぐった。12分に吉尾のパスを受けて、ニアに走り込んできたFWウーゴ・ヴィエイラに絶妙なラストパスを送ると、35分には狙い澄ました少し抑え気味のシュートで自らゴールを狙った。

 逆転を狙いに行った後半、62分にFW齋藤学が投入され、一つ前のポジションに。「学くんになってからは押せ押せムードだったし、学くんで時間が作れるので、安心して預けて、上がっていければいいかなと思っていた」。そしてMF中島賢星、MF遠藤渓太がプロ初ゴール、今季からともに横浜FMの一員になったMF扇原貴宏が移籍後初ゴールを決めて、4−1とチームは逆転勝利を収めた。

 そんな中、山中はゴールやアシストといった、目に見える結果を残すことはできなかった。そこを課題に挙げながらも「ルヴァンカップで勝ち点がなかったので、まずは勝ち点が取れてホッとしていますし、自分が出て負けるのが嫌だったので、そういう部分では良かった」と安堵の表情を浮かべた。

「上に上がるためには勝ち続けるしかないと思うので、アウェイでもしっかり準備して、しっかり勝って帰れるように頑張りたい」。期待を背負って移籍してきた山中が、いよいよ定位置争いへ名乗りを上げる。