フランスでも人気の高い北野武監督 (C)オフィス北野

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 フランスの最新映画を日本に紹介する「フランス映画祭2017」(第25回)の親善大使に、北野武監督が決定した。団長を務めるカトリーヌ・ドヌーブらとともに、イベントに出席する予定だ。

 北野監督作はフランス国内でも人気が高く、「菊次郎の夏」が40万人超のヒットを記録し、「アウトレイジ」は第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された。北野監督自身これまでに2度にわたるフランス芸術文化勲章の受章に加え、2016年にはフランスの最高勲章であるレジオンドヌール勲章オフィシエを受章している。

 今年で25年目を迎えるフランス映画祭は、16年には「母の残像」「未来よ こんにちは」「エル ELLE」(8月公開)とコンスタントに出演を続けるイザベル・ユペールが団長を務め、深田晃司監督や是枝裕和監督、浅野忠信らと対面した。黒沢清監督が「ダゲレオタイプの女」でフランス映画界に進出するなど、両国の結びつきは強い。

 また、ドヌーブのポートレートを使用した映画祭のポスターも完成したほか、上映作品も一部発表されている。ドヌーブが主演を務めたオープニング作品「ザ・ミッドワイフ(原題)」、ギョーム・ガリエンヌが絵画の巨匠ポール・セザンヌ、ギョーム・カネが文豪エミール・ゾラに扮した「セザンヌと過ごした時間」、「アメリ」のオドレイ・トトゥと「沈黙 サイレンス」の笈田ヨシが共演したコメディ「パリは今夜も開演中」、ユペールが第89回アカデミー賞主演女優賞にノミネートを果たしたポール・バーホーベン監督作「エル ELLE」、トラン・アン・ユン監督がトトゥ、ベレニス・ベジョ、メラニー・ロランと組んだ「エターニティ(原題)」、第42回セザール賞で4部門にノミネートされた「夜明けの祈り」、マリオン・コティヤールの主演作「愛を綴る女」、コンテンポラリーダンスに目覚めた少女の成長を描くジュリエット・ビノシュ出演作「ポリーナ、私を踊る」、「ダゲレオタイプの女」が記憶に新しいタハール・ラヒム、「母の身終い」のエマニュエル・セニエ、グザビエ・ドラン作品で知られるアンヌ・ドルバルといった実力派が結集した「あさがくるまえに」という9作品が上映予定だ。

 「フランス映画祭2017」は6月22日から25日まで、東京・有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催。