トルコ中部カイセリで、米在住のイスラム教指導者フェトフッラー・ギュレン師と関わりがあるとされる人たちを連行する警察官ら。ドアン通信提供(2017年4月26日提供)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】トルコで昨年発生したクーデター未遂に関連して当局は26日、警察官9103人を停職処分にしたと発表した。首謀者と断定している米在住のイスラム教指導者、フェトフッラー・ギュレン(Fethullah Gulen)師の支持者とされる人々に対する大規模な取り締まりを新たに実施した。

 国内各地で一斉摘発を行った。当局は容疑者3000人以上の拘束を目指し、半国営アナトリア(Anadolu)通信によるとこれまでに1120人が拘束された。停職になった警察官はギュレン師との関係が疑われている。

 トルコでは先週、大統領権限を強化する憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、賛成派がわずかな差で勝利。レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領が大きな権限を手中に収めることになった。

 トルコではクーデター未遂後、9か月にわたって非常事態宣言が続き、これまでに約4万7000人が拘束されている。しかし、こうした大規模な粛清に西側諸国は懸念を示しており、溝が深まっている。
【翻訳編集】AFPBB News