輸出が回復傾向にあり、建設投資や設備投資も増加している=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が27日発表した1〜3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.9%増と、前期の増加率(0.5%)から0.4ポイント上昇した。昨年4〜6月期(0.9%)以来、3四半期ぶりの高水準。世界的な景気の回復で輸出が持ち直している上、建設投資と設備投資も伸び、景気回復への期待が徐々に膨らんでいる。

 GDP成長率は2015年10〜12月期から6四半期連続で0%台にとどまるものの、今年1〜3月期は直前の2四半期(各0.5%)に比べると拡大した。市場の見通し(0.7〜0.8%)も上回った。
 このままのペースで景気の回復が続けば、年間の成長率は韓国銀行の見通し(2.6%)を上回るとの見方も出ている。
 一方、前年同期比の成長率は2.7%と集計された。昨年4〜6月期(3.4%)に次ぐ高さだ。
 1〜3月期のGDPの伸びは、設備投資の大幅増が続いていることに加え、建設投資と輸出がプラスに転じた影響が大きい。
 設備投資の増加率は前期比4.3%と、前期(5.9%)を下回ったが、前年同期比では14.3%の高い伸び率だった。半導体が好況で、半導体製造装置など機械類の投資が急増したためだ。
 建設投資は分譲物件の増加などにより、前期のマイナス(1.2%)から5.3%のプラスに転じた。増加率も4四半期ぶりの高水準となった。
 輸出も前期は前期比でマイナス(0.1%)だったが、1〜3月期は半導体、機械・装備などを中心に1.9%増加した。また、輸入は機械および装備、精密機器などが増加し全体で4.3%増加した。
 民間消費は非耐久財とサービスが減少した半面、海外消費が伸び、増加率は同0.4%と、前期(0.2%)を上回った。
 知的財産生産物投資は研究・開発(R&D)が減り、全体で0.2%減少した。
 業種別では輸出回復を追い風にした製造業の成長が目を引いた。増加率は2.0%と、10年10〜12月期(2.2%)以来の高水準。
 建設業も4.0%伸び、15年7〜9月期(4.2%)に次ぐ高さだった。農林漁業も6.4%成長した。
 一方、サービス業は卸小売業および飲食宿泊業、文化およびその他サービス業などが振るわず、0.1%増にとどまった。これは09年1〜3月期(0.0%)以来の低水準だ。
 1〜3月期の実質国内総所得(GDI)は前期比2.3%増加した。昨年1〜3月期(3.0%)以来の高さとなった。
mgk1202@yna.co.kr