26日、韓国・京畿道華城のある中小企業で、1歳になったばかりの従業員の子どもを工場の床の狭い箱の中に放置していたことが発覚し、波紋を呼んでいる。資料写真。

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2017年4月26日、韓国・京畿道(キョンギド)華城(ファソン)のある中小企業で、1歳になったばかりの従業員の子どもを工場の床の狭い箱の中に放置していたことが発覚し、波紋を呼んでいる。韓国・YTNが伝えた。

子どもの母親であるチェさんが同工場を訪れたのは昨年3月。社長の「子どもの面倒を見てあげる」という言葉を信じ、1日10時間近くになるきつい仕事をすることにしたという。しかし預けた子どもは、1年にわたって工場の床に置かれた狭い箱の中に1日何時間も入れられ、足もまともに伸ばせない状態で、前面に設置された携帯電話の動画を見せられるなどしていたことが分かった。工場関係者は「子どもがおんぶを嫌がるので、自分たちの横で携帯電話のアニメなどを見せていた」と話し、社長は「赤ちゃんが歩き回って機械を触ったりしたら危ない。横にある箱に入れて仕事をしていた」と、子どもの安全のための措置だったと釈明している。

これに対しチェさんは「活発に動かなければならない子にとって精神的なストレス」と児童虐待を訴えている。チェさんによると、工場で過ごして以降、子どもが小さなことにも敏感になって苦しんでいるといい、近隣の専門センターを訪れ子どもの発育状態や心理検査などを行う予定とのこと。

この衝撃の実態に、韓国のネットユーザーからは「犬もそんなふうには育てない」「誰が見ても児童虐待。どれだけ不便だったことだろう。厳しい処罰を望む」「会社を公表して自分のやったことがどれだけ誤ったことだったか分からせるべき」と工場側を非難するコメントが相次ぐ一方で、「親なのに1年も事実を知らなかったの?」「親にも責任がある。危険な場所であることを知っていて工場に預けたこと自体間違ってる。託児所などに預ければよかったのでは」と親への非難も多く寄せられている。

中には、韓国の出産・育児の現状を受けて「そのくせ国は『子どもを産め。人口が減る』と大騒ぎ。出産や育児環境のシステムが整っていれば出生率も上がる」「自分の子どもは自分で育てるべき。これは仕方がないこと。誰を信じて預けたらいいの?」とする声もあった。(翻訳・編集/松村)