米カリフォルニア州の公園で中国人顔の銅像建設計画があったが、現地議会に否決された。資料写真。

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2017年4月25日、環球網によると、米カリフォルニア州の公園で中国人顔の銅像建設計画があったが、中国系議員がこぞって反対した。

米カリフォルニア州モントレーパークは全人口に占める中国系住民の比率が最も高い町として知られる。先日、この町でちょっとした事件が起きた。この地のランドパークとなっているアテナ像と噴水の脇に、新たにイブの像を作る計画が浮上したのだ。ただしその顔は中国系住民のもの。文化の多様性を示す目的で民間非営利団体(NPO)から提案された。

もともとアテナ像は1920年代に白人の大富豪によって建設されたもので、白人至上主義的な文化背景を持つ。中国人の顔を持つイブの像を作ることで新たな意味を提案しようとする狙いがあるという。当初はアテナ像をイブ像に置き換える計画だったが、住民の同意が得られず、アテナ像の脇にイブ像を並べる計画に変更された。

もっともこの計画は議会の賛同を得られず却下された。モントレーパークの議員を務める林達堅氏は文化の多様性は重要だとしつつも、アテナ像はランドマークとして定着しており、住民の同意は得られないと明かしている。(翻訳・編集/増田聡太郎)