浦和MF駒井善成が明かした「自分も活躍したいという気持ち」

写真拡大

 浦和レッズの選手層は厚い。ウイングバックも例外ではない。

 ウェスタン・シドニーとの一戦。右ウイングバックとして先発で起用されたのは駒井善成だった。

「同じサイドの選手がすごく活躍しているので、自分も活躍したいという気持ちは常に持っていました。いい競争意識からいいプレーもできるようになったのではないかと思います」

 一方、関根貴大は左サイドで先発出場。菊池大介はベンチスタート。宇賀神友弥は次の試合に備えてスタンドで戦況を見守った。

 14分、関根のゴールで浦和が先制すると、その活躍に刺激を受けたかのように、右サイドの駒井が躍動する。

 18分、駒井がドリブル突破から縦にパスを出すと、ズラタンが右足つま先で合わせて2−0とする。43分には再び駒井が右サイドを駆け上がりグラウンダーのパスをゴール前へ。そこに走り込んだ李忠成が左足で落ち着いてゴールに流し込んだ。

 前半だけで2アシスト。プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された駒井が振り返る。

「僕たちが狙いを持った中で、ボールを動かせました。相手の攻撃に関しても、ほとんどノーチャンスと言っていいほど、出足の速い守備からのボール奪取があったのはすごく良かった」

 しかし、次も先発で試合に出られる保証はない。駒井も自らが置かれた現状を十分把握している。

「僕たちのサッカーは、奪った後に前を見て、素早くつけていくというサッカー。動き出しの部分がワンテンポ遅れているところもあったので、個人としてもチームとしても、成長して上を目指すためには改善しないといけない」

 浦和のポジション争いは熾烈だ。ウイングバックも例外ではない。

 ハイレベルな競争の中でこみ上げてきた「自分も活躍したい」という強い思いが、駒井をさらなる高みへと導く。

取材・文=大西徹