19日、日本を訪れた中国人観光客が日本でグルメを楽しむ際の「ハードル」について語っている。写真は筆者提供。

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2017年4月19日、日本を訪れた中国人観光客が日本でグルメを楽しむ際の「ハードル」について語っている。

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ある友人から「日本料理と中国料理とどちらがおいしいか?」という質問を受けた。これは本当に難しい問題で、「中国料理の方がおいしい」「日本料理の方がおいしい」などという一言では片付けにくい。あえて「何か答えを」と言われるのであれば私は恐らく「日本料理の調理方法と中国料理とでは大きな違いが確かに存在する。ただ、日本料理で今日まで用いられてきた各調理法はどれも最上級のレベルに達している」と答えるだろう。中国の伝統的な調理には28もの技法がある。一方、日本料理でよく見られるのは揚げる、蒸す、焼くくらいだが、それぞれが極められていて「外はサクサク、中は柔らかいとんかつ」や「絶妙な握り具合のすし」を生み出すのだ。

おいしいかどうかはやはり、自分の舌で実際に確かめてみるのが一番なのだが、ここで忘れてならないのが美食にたどり着くための事前準備だ。店の予約は不可欠。外国人が日本でおいしい料理を求める上で最も困難なのは「どうやっておいしい物を見つけるか?」ではなく、「おいしい物を食べるための予約」なのだ。庶民向けの焼き肉だろうが伝統的な懐石料理だろうが「予約なしで即テーブルへ」というのはとても難しく、通常は予約が必要。予約しないまま店に行くと店員から「申し訳ございません」と頭を下げられてしまう。

さらに言うと、予約は難しいというより非常に面倒なもの、気力、体力を消耗するものなのだ。最も簡単な予約方法は旅行に行く前に宿泊先のホテルに「レストランの予約を手伝ってください」とメールをしておくこと。私が今回、Airbnb(エアビーアンドビー)を利用せずにホテルを宿泊先として選んだこともこれが原因だ。グレードの高いホテルほど高級レストランの予約成功率は高まる。ホテルにメールを送る前にさまざまなレストランの情報を収集し、行きたいと思った全てのレストランの予約を1つのメールで依頼することができたらメールのやり取りという面倒を省くことができる。そして、予約のタイミングが旅行出発日に近づけば近づくほど評判の高いレストランの予約成功率は下がる。私たちは出発の約20日前にホテルにメールを送って6軒の予約を頼んだが、席が取れたのは4軒だけだった。高級レストランを予約する場合、ホテル側は客にカード情報の提供を求める。レストランは毎日の予約状況に応じて食材を準備するため、もし客が来なければこれらが無駄になってしまうからだ。旅の日程を変更するような場合はすぐにホテルに連絡を入れることを忘れないでほしい。レストランに行けなくなった場合でもお金はカードから引き落とされるのだから。(翻訳・編集/野谷)