陸上競技で世界を舞台に活躍してきた、ケリー・サザートン選手。彼女は4月25日、オリンピックのメダルを獲得した瞬間を、自身のTwitter上で公開した。

9年前に手にしていたはずのメダル

5年前に引退しているサザートン選手。その時に手にしていたオリンピックのメダルは、アテネオリンピック(2004年)で手にした、七種競技の銅メダルのみだった。

しかし、昨年11月には北京オリンピック(2008年)の4×400メートルリレーにて、ロシアチームの禁止薬物使用が判明。繰り上げで2つ目の銅メダルを手に入れていた。

そして今月24日、サザートン選手は北京オリンピックで5位に終わっていた、七種競技の銅メダルを手に入れたのだ。

メダル獲得を知った瞬間

3つ目のメダル獲得を知った瞬間の映像がこちらだ。

サザートン選手は、「涙が出たわ。喜びのね!」とコメントしている。

AFP通信が伝えているところによると、北京オリンピックの七種競技では、当初銀メダルだったリュドミラ・ブロンスカヤ選手(ウクライナ)のステロイド使用が判明。繰り上げで銅メダルを獲得したタチアナ・チェルノワ選手(ロシア)も再検査の結果、4月24日にドーピングが明らかとなった。

そして9年もの長い時間をかけて、本来手にするべき人の元に、やっとメダルがたどり着いたのだ。

次々と寄せられるお祝いの声

このニュースを受けて、サザートン選手のTwitter上には、次々とオリンピックのメダリストたちからお祝いの声が届いている。

▼ディナ・アッシャー=スミス選手(4×100メートルリレー、リオ五輪銅メダル)

「本当にうれしい。モーガン・レイクとジャスミン・ソーヤーズ(いずれも陸上競技のオリンピック選手)にケーキを焼いてもらわなきゃ」

▼エイミー・ウィリアムズ選手(スケルトン、バンクーバー五輪金メダル)

「うれしいを通り越しちゃった」

▼オリビア・ブリーン選手(4×100メートルリレー、ロンドンパラ五輪銅メダル)

「すっごいうれしい!このビデオは最高だね。がんばったよ」

その他にも、ダレン・キャンベル選手(200メートル、シドニー五輪銀メダル/4×100メートルリレー、アテネ五輪金メダル)やマーロン・デボニッシュ選手(4×100メートルリレー、アテネ五輪金メダル)、ルタロ・ムハンマド選手(テコンドー、リオ五輪銀メダル/ロンドン五輪銅メダル)などからお祝いのコメントが寄せられている。

「自分のキャリアに、さらに満足できました」

まじめに競技に向き合ってきたサザートン選手をねぎらい、称えるお祝いの声は100件を超えている。

サザートンさんは、「遅いオリンピックでの成功をお祝いしてくれてありがとう。本当に感激しています。自分のキャリアに、さらに満足できました」とツイートしている。