ミャンマー・ヤンゴン管区の川辺で手をつなぐカップル(2017年4月17日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ミャンマーの警察当局は26日、同国初の高画質ポルノをうたった映画作品に対する犯罪捜査を開始したと発表した。仏教徒が人口の多数を占め、保守的なミャンマーの社会では、セックスについて語ることすらタブーとされている。

 映画を制作した「アート・オブ・ミャンマー(Art of Myanmar)」社が今週、フェイスブック(Facebook)に「ミャンマーのスミレ

(The Violet of Myanmar)」と題した官能映画の予告編を投稿したところ、ソーシャルメディア上が騒然となった。

 アート・オブ・ミャンマーは、「ミャンマー初の高画質」ポルノ映画を手掛けたことは誇りだとし、さらに強烈なシーンがまもなく見られるようになると明言。同社によると、メッセージアプリ「バイバー(Viber)」の同社アカウントが、24時間以内に2000を超える熱いファンたちからのメッセージによりダウンしたという。

 しかしフェイスブック上では、同社の公式アカウントが予告編公開から2日で閉鎖された他、警察当局は26日、同社に対する捜査を開始したと発表した。ミャンマーでは「わいせつ」物を所持することは違法とされており、AFPの取材に応じた警察の通信技術部門のトップは、対応策を講じるため、主に刑事部が捜査を進めていると明かした。

 その一方、この映画で主演女優は、常に医療用マスクを着用しており、顔にはぼかしが入っている。アート・オブ・ミャンマーによると、主人公が着用する明るい紫色の伝統的なスカートに着想を得たというこの映画の制作に、40万チャット(約3万3000円)を費やしたという。
【翻訳編集】AFPBB News