25日、韓国・新世界グループが展開する大型スーパーマーケット「Eマート」について、澎湃新聞は「中国市場からの完全撤退が報じられた」と伝えた。資料写真。

写真拡大

2017年4月25日、韓国・新世界グループが展開する大型スーパーマーケット「Eマート」について、澎湃新聞は「中国市場からの完全撤退が報じられた」と伝えた。

記事によると、Eマートの中国1号店は1997年にオープンした上海曲陽店。現在は中国で6店舗を運営しているが、実店舗の撤退を報じた韓国経済新聞は会社責任者の話しとして「中国での生き残りは困難と考え、年内に6店舗を中国から撤退させる」と説明、同社は今後の重心をベトナム、モンゴルなど成長スピードの速い市場に移す考えという。ただ、澎湃新聞が店側に電話で確認したところ、担当者からは「閉店の話など聞いたことがない」との反応が示された。

Eマートは韓国の小売企業として初めて中国に進出し、かつては中国に1000店舗を設ける計画を立てていた。ただ、店舗数は最も多い時期で26店舗。その後の業績悪化を受け、2011年から店舗数を減らし始めたという。韓国経済新聞はEマートが中国で成功しなかった原因について「市場進出が遅れたことで店舗の開設先が理想的とは言えなかった」と分析、さらに価格面でも中国のライバル企業に競争力が及ばなかったとしている。(翻訳・編集/野谷)