【得点】浦和=関根(14分)、ズラタン(18分)、李(43分)、ラファエル・シルバ(71、80分)、興梠(90+4分)、シドニー=楠神(66分)
【警告】浦和=なし シドニー=コーンスウェイト(31分)、バッカス(40分)、クリスビー(69分)、ハミル(86分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】李 忠成(浦和)

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[ACL GS第5節]
浦和レッズ 6-1 ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ
4月26日/埼玉スタジアム

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
 6得点を奪って大勝――。レギュラーシーズンを終えたばかりのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(以下、WSW)に対し、攻撃陣が破壊力を見せつけた。FWの4人がゴールを奪った。
 
 柏木から武藤へのロングキックでラインブレイクし、最後は関根が決めて先制。さらに駒井のスルーパスからズラタン弾と、両サイドから攻略。前半終了間際にも駒井からのパスを李が沈め、3-0とリードを広げた。
 
 後半は最終ラインと中盤の間にできたスペースを使われ、楠神順平に1点を決められた。それでも途中出場のR・シルバがトドメの一撃を突き刺した。

【浦和 6-1 WSW PHOTO】浦和が6ゴールの快勝で決勝T進出を決める

 
【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6
守備を固める相手に対し、ほぼリベロ役となって数的優位を作る役目をこなす。ロングキックがあと一歩でアシストにもなりかけた。一方、クロスなど限られた守備機会でも集中して対応したものの、楠神に技ありループを決められた。交代枠を使い切ったあとに負傷で倒れ込んだ時はヒヤっとした。
 
DF 
46 森脇良太 6
フリーランで相手を引き付け、2点目をお膳立ち。高度なターンからのチャンスメイクで、観衆がどよめく場面も。守備面では後半何度か裏を取られた。
 
4 那須大亮 6
2本のクロスに対し、ヘディングで1本跳ね返し、1本はCFに身体を当てたことで、辛うじてバーに救われた。相手のCFに起点を作らせなかったが、後半ややバタバタした。
 
5 槙野智章 6
WSWのキーマンだった楠神を前半は抑えていたが、後半に入り何度か良い形で起点を作られた。空中戦やプレス、ブロックは強い。ただゴール付近で相手に詰めていてもボールを奪い切れない守備は気掛かりだ。
 
 
MF
18 駒井善成 7
躊躇わない仕掛けからズラタンにスルーパスをつないで2点目、さらに勢いに乗って李の3点目もアシストした。
 
16 青木拓矢 6.5
高い位置でボールを弾き返し、奪い取った。特に相手ゴールキックに対する空中戦でほぼ勝っていた。もう少し、スピードのメリハリが欲しかったか。
  
24 関根貴大 6.5(53分 OUT)
武藤からのマイナスのパスが「来る」と読み、計算どおりに決めた。コンディションを考慮して、早めにベンチに退いた。

20 李 忠成 7.5  MAN OF THE MATCH
高い位置で確実にボールを収めて起点になる。テクニックとパワーが噛み合う充実のパフォーマンス。3点目を決めて、R・シルバの4点目をアシスト。

9 武藤雄樹  6(55分 OUT)
自陣にいた柏木からのキックを察知して飛び出し、ラインブレイクに成功。マイナスに落として、関根の先制点をアシストした。プレッシングによる貢献度も高かった。運動量が落ちたところで興梠に交代した。

10 柏木陽介 7
先制点をもたらした武藤へのロングキックで、まさに敵陣を切り裂いた。その1本で、相手に与えたダメージも大きかった。攻撃を牽引する仕事ぶりは文句なし。あえて求めるならば、相手ペースになった際に守備の修正をしたかった。
 
FW 
21 ズラタン 6.5(60分 OUT)
前線からのプレスを怠らず、アップダウンを繰り返す。駒井のスルーパスに反応して、冷静にGKの股を抜く2点目を決める。足を傷めて途中交代した。
 
交代出場
MF
38 菊池大介 6(53分 IN)
守備を怠らずに貢献。徐々に浦和のリズムに慣れてきた感じ。サイドを抜けきったあとにクロスがゴールラインを越えてしまったのはもったいなかった。
 
MF
30 興梠慎三 6.5(55分 IN)
シャドーのポジションに入り、しっかりとボールを収めどころとして機能。停滞しかけた前線に躍動感をもたらし、ゴールで締めくくった。
 
FW
8 ラファエル・シルバ 7(62分 IN)
ホッとしたのかピンチが続いて失点を喫した嫌な時間帯に、試合を決定づける4点目を叩き込む。柏木の絶妙なキックをしっかりコントロールして5点目も決めた。さらに興梠への鮮やかなパスでアシスト!

監督
ペトロヴィッチ 6.5
札幌戦から先発5人を変更したターンオーバーが奏功。本来4バックだが3-4-2-1の受け身の布陣で臨んできた相手の上を行った。3枚目のズラタン負傷によるR・シルバ投入のカードは想定外だったとはいえ、61分に3つの交代枠を使い切るという采配も”攻撃的”だった。

取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
 

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。