仏北部リールのスーパーマーケット(2016年11月30日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】国際刑事警察機構(インターポール、Interpol、ICPO)と欧州警察機構(ユーロポール、Europol)は25日、4か月に及ぶ共同捜査により2億3000万ユーロ(約280億円)相当の「健康を害する恐れのある」偽装食品および偽装飲料を押収し、13人を逮捕したと発表した。捜査は61か国に及び、押収した品は計1300万点、総重量1万トンだという。

 押収した品にはキャビア、カシューナッツ、固形スープのもとや、酒類や炭酸水など2600万リットルを超える飲料も含まれているという。インターポールとユーロポールの共同声明によると同様の捜査は今回で6回目。昨年12月1日から今年3月31日にかけて行われ、商店やスーパー、空港、港湾、さらには商業施設などで、計5万回にも及ぶ検査などが行われたという。

 ドイツでは、輸入品のヘーゼルナッツバターに記載のないピーナツ、カシューナッツ、アーモンドがまぜられていたことが明らかとなるなど、アレルギーのある人に危険を及ぼす可能性のあった食品も発見された。

 フランスでは模倣品の固形スープのもと17万9000個が押収され、イタリアでは模倣品の赤ワインを生産していた組織が摘発された。また近年の傾向を示すものとして、有名ブランドの品をまねたボトル入りのミネラルウオーター3万1000本も押収されたという。
【翻訳編集】AFPBB News