庄司は劇中でのマカボイの筋肉に熱視線

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 来日中のM・ナイト・シャマラン監督とジェームズ・マカボイが4月26日、都内で行われた初タッグ作「スプリット」の来日記念イベントに出席。お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐と庄司智春、第14回全日本国民的美少女コンテストのグランプリに輝き、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の出演も決定している高橋ひかるも駆けつけた。

 マカボイ扮する23人もの人格を持つ男と、男に拉致監禁された3人の女子高生の戦いを描き、全米で3週連続第1位のヒットを記録したスリラー。マカボイは潔癖症の男、物腰柔らかな女性、無邪気な9歳の少年といった人格を演じ分けており「人格は幼少時代に形成されるものだけれど、今回の役はそういった形ではなく、遅くに生まれているものもある。だから、過去や歴史よりも目的を重要視したんだ。演じていて1番楽しかったのは(9歳の少年)ヘドウィグだね。無垢で純真、だからこそナイーブでもある。何が正しくて悪いのかがわかっておらず、彼自身が認識していない悪意も持っているね。反対に難しかったのは、後半に登場する、ある変わったキャラクターだ。悪いやつなんだが、なぜか喜びに満ちているんだ」と各キャラクターについて役作りを交えて語った。

 「2年前の来日中も、メモを書いていたんだ。『スプリット』のね。今回の来日でも、次回作のためのメモを書いている。いろんなアイデアをもらうためにも、日本にもっと来た方がいいのかもしれないね」と語ったシャマラン監督は、作品作りのキモとして「話の流れ、構成がすごく重要なんだ。僕が最もわくわくするのは、新しい物語を新しい方法で伝えるやり方を見いだすこと」と明かす。「本作でも、観客は“こういうジャンルかと思っていたのに違うの?”となるはず。最初は『ソウ』のようなホラーかな?と思い、そのうち『LUCY ルーシー』のように脳の限界を描くものかな?と思う。最後には、あ、こういうものなのか!となるはずだよ」と手ごたえをにじませた。

 シャマラン監督と品川は、監督目線で「ドアを挟んで人格が変わるという演出が新しい。注意をそらさせないのが面白い」(品川)、「表情のスイッチを見せないのが想像をかき立てるんだ」(シャマラン監督)と語り合ったほか、シャマラン監督から「アクション映画を撮ってるのになんで彼(庄司)を使わないの?」「コンビで片方が監督だと気まずさはある?」と次々に質問が飛んだ。一方、マカボイは庄司に「(上半身を)全部見せて! シャマラン監督の前でオーディションだ」と“ネタ振り”を行い、上半身裸になった庄司が「マカボーイ! シャマラーン!」と絶叫すると「Oh my god!」と爆笑していた。

 「スプリット」は、5月12日から全国公開。