身柄を拘束された梁頌恒氏(左)と游瀋氏。香港の高等法院前で(2016年11月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】中国からの独立を主張し、昨年に香港(Hong Kong)の立法会(議会)の議員資格を剥奪された活動家2人が26日朝、議会に混乱を招いたとして自宅で身柄を拘束された。2人が所属する政党「青年新政(Youngspiration)」が明らかにした。

 身柄を拘束されたのは梁頌恒(Baggio Leung)氏と游瀋(Yau Wai-ching)氏。游氏のフェイスブック(Facebook)のページに掲載された情報によると、2人には昨年11月に議会に乱入しようとしたことに関する容疑がかけられているという。

 2人は当時、議会での就任宣誓の際に文言を故意に変えたことで香港政府から宣誓を阻止され、禁止されているにもかかわらず議場に入場。警備員らともみ合いになり、少なくとも職員3人が病院に搬送され、警察に通報される事態となった。

 その後、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会が発表した法解釈に沿う形で、香港の高等法院(高裁)は2人の議員資格を剥奪した。

 しかしこの判断は、香港の司法の独立性を大きく脅かすものとして民主化運動の活動家や司法の専門家らから激しい批判が噴出。中国政府を支持するグループと独立派の双方によるデモも引き起こした。

【翻訳編集】AFPBB News