20日、中国が自主開発した初の無人宇宙補給船「天舟1号」が文昌航天発射場から打ち上げられた。海外の主要メディアは、中国の宇宙分野での新たな進展を評価している。資料写真。

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4月20日、中国が自主開発した初の無人宇宙補給船「天舟1号」が文昌航天発射場から打ち上げられた。中国の有人宇宙事業で2番目の快挙となるもので、中国の宇宙ステーション計画が新たな時代を迎えることを示している。米国、ロシア、ドイツ、日本などの主要メディアは、中国の宇宙分野での新たな進展を評価した。新華網が4月22日に報じた。

AP通信は「天舟1号」の打ち上げについて、中国の宇宙事業がさらに一歩進んだことを指摘した。2003年に初の有人宇宙飛行を実現して以来、中国が宇宙飛行や月面探査などの宇宙事業で成果を挙げたことにも言及。宇宙ステーション建設以外に中国が2020年に火星探査機を打ち上げる計画であることも取り上げた。

ロシアの通信社スプートニクによると、ある専門家は「天舟1号」の性能について米国の無人補給船「シグナス」「ドラゴン」より先進的との見方を示したという。

ドイツ通信社(DPA)は「巨大な飛躍。中国が初めて宇宙補給船の打ち上げに成功」と題する記事で、「中国は自主開発した宇宙補給船を有する、世界で4番目の国となった。中国は宇宙ステーション建設に向けて前進した」と指摘。ドイツ紙のディ・ヴェルトは、「『天舟1号』の補給能力はすでに米ロを超え、欧州と日本の補給船だけがそれに対抗できる。中国が2017年に打ち上げるロケットの数は米ロを超えるだろう」と伝えた。

また、日本メディアは科学技術振興機構(JST)の特任研究員にインタビューしており、同氏は「各国が昨年打ち上げたロケットの数から考えると、ロシアは年の後半から打ち上げ数が減少し、中国と米国が並んでトップ。中国は今後も月や火星の探査、有人の宇宙事業を発展させていく。世界の宇宙開発事業は、既にかつての米ロ2強時代に別れを告げ、米中ロの3強時代に入ったと言える」と述べたという。(提供/環球網・編集/黄テイ)