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アスクルは、メーカーを中心とした賛同各社とビッグデータを活用しながら新たな製品ニーズやマーケティング手法を研究、実践する「LOHACO EC マーケティング」第4期を123社とともに開始する。

アスクルの通販サイトLOHACO(Lots of Happy Communities)は、生活者とメーカーを無駄なく直接つなぐ"社会最適"な流通プラットフォームを目指し、2014年2月に同社内に研究拠点を設置している。ビッグデータを活用しながらEC時代のマーケティング手法を研究&実践していく。今年は第4期を迎え、全123社の賛同各社とともに取り組む。

「LOHACO EC マーケティングラボ」は、LOHACOにおけるビッグデータをオープンにし、新しい時代の消費者動向をともに研究するものだ。オープンなデータから浮き彫りになる"真のニーズ"を垣根を越えて炙り出すという共創の試みだ。情報や事例を共有し、学びの場としてのオープンプラットフォームを参画企業は構築している。

直近となる第3期には、「販促」「メーカープロモーション」「商品開発&ライフサイクル」など4つの分科会での活動を実践、実際に大きな成果を生み出しているという。具体例として、コンセプトに"暮らしになじむデザイン"を設定し、食品や日用品の商品開発を実施。花王の「ビオレ u 泡ハンド ソープ ポーセリンデザイン」、Mizkanの「かおりの蔵 丸搾りゆず」、マルコメの「おみそしるのうた♪」など確かに"これは!"と部屋やキッチンに新しい価値観をもたらしそうなデザインだ。

店頭で目立つのではなく、購入後の暮らしになじむことを優先で考えたというデザイン商品は、ECサイト上で商品本体への表記は最低限で済むというメリットもある。EC用のデザイン商品は支持を得ており、販売実績も伸長しているという。

アスクルでは、2月に発生したASKUL Logi PARK首都圏の火災影響もあったが今後はこれまで以上にラボ参加企業との連携を強化し、進化したいとしている。4月25日に同社はLOHACOマーケティング思想を実現する物流拠点として「ASKUL Value Center 日高」の新設(埼玉県日高市)を発表、約420名のスタッフの雇用を継続し、4月20日から出荷を開始。LOHACO専用センターとして生産性を追求している。第4期では新規参加企業19社を合わせて合計123社。物流線センターの立ち上げに伴いAIのさらなる活用と物流を含めた新しい挑戦を行うという。

(長岡弥太郎)