【米ビルボード・アルバム・チャート】ケンドリック・ラマーの『DAMN.』が2017年度最高の初動でNo.1獲得

写真拡大

 ケンドリック・ラマーの新作『DAMN.』が、2017年度最高の初動ユニットを記録し、堂々のNo.1デビューを果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 コンピレーション・アルバムとして発売された、昨年の『アンタイトルド・アンマスタード』から1年振り、スタジオ・アルバムとしては、2015年3月にリリースされた3rdアルバム『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』以来2年振り、通算4作目となる新作で、その2作に続き、通算3作目、3作連続のNo.1獲得を果たしている。

 アルバムと同時に、先行シングル「ハンブル.」が今週のソング・チャートで首位に輝き、シングル・アルバムの2冠を達成した。また、アルバムに収録されている全14曲が、今週のソング・チャートTOP100にランクインしていて、「ハンブル.」含む5曲が20位内にランクインする快挙を成し遂げている。

 売上の内訳は、ダウンロード数が35万程度、ストリーミング・ポイントによる売上が23万ユニット程度で、初週だけで60万ユニットを突破した。これは、エド・シーランの『÷(ディバイド)』(451,000ユニット)、ドレイクの『モア・ライフ』(505,000ユニット)を上回る、2017年度最高の初動枚数(ユニット)で、年間チャートでも上位ランクインは間違いなさそうだ。本作は、カナダ・チャートでも首位に、その他主要各国でもTOP10入りを果たしている。

 惜しくも2位デビューとなったのは、132,000ユニットを獲得した、ジョン・メイヤーの新作『ザ・サーチ・フォー・エヴリシング』。今年1月にリリースされた4曲入りのEP盤『ザ・サーチ・フォー・エヴリシング:ウェーヴ・ワン』と、翌2月発売の第二弾『ザ・サーチ・フォー・エヴリシング:ウェーヴ・トゥー』収録の4曲、計8曲に加え、4曲のニュー・トラックを追加した、フル・アルバムとなる。スタジオ・アルバムとしては、2013年夏に発売された『パラダイス・バレー』からおよそ4年振り、通算7作目のスタジオ・アルバムで、デビュー作にして名盤と名高い『ルーム・フォー・スクエア』(2001年)から、全てのアルバムがTOP10入りを果たしている(内3作が首位)。

 10位には、4月14日に全米公開された映画『ワイルド・スピード ICE BREAK』のサウンドトラック盤が初登場。前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)は、サントラ盤からのシングル、ウィズ・カリファの「シー・ユー・アゲインfeat.チャーリープース」が、ソング・チャートで10週間のNo.1をマークする大ヒットを記録し、シングル・アルバム共に大ヒットを記録した。本作『ワイルド・スピード ICE BREAK』にも、そのウィズ・カリファやミーゴズ、リル・ヨッティ、G・イージーといった人気ラッパーたちが参加していて、映画が全米週末興業成績で2週連続の首位をマークする大ヒットを記録していることもあり、サントラ盤も今後ランクアップが期待される。日本公開日は今週末4月28日。


Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は26日22時以降予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『DAMN.』ケンドリック・ラマー
2位『ザ・サーチ・フォー・エヴリシング』ジョン・メイヤー
3位『モア・ライフ』ドレイク
4位『÷』エド・シーラン
5位『メモリーズ...ドゥー・ノット・オープン』ザ・チェインスモーカーズ
6位『モアナと伝説の海』サウンドトラック
7位『24K・マジック』ブルーノ・マーズ
8位『フューチャー』フューチャー
9位『美女と野獣』サウンドトラック
10位『ワイルド・スピード ICE BREAK』サウンドトラック