核実験に踏み切るのかと緊張が高まる中で、北朝鮮が選択したのは過去最大規模の砲撃訓練だった。朝鮮人民軍の創建85周年記念日のきのう25日(2017年4月)、北朝鮮は300から400門の長距離砲を撃ちまくり、核やミサイル発射実験に代わる挑発に打って出た。

司会の夏目三久「この緊張はいつまで続くのでしょうか」

韓国メディアは、訓練は日本海側の元山付近で金正恩党委員長の立ち合いで行われたと伝えた。平壌市内は平穏だったが、国営テレビは「アメリカを受けて立つ」「強力な武力」といつものように過激な言葉を並べたてていた。

元韓国国防省のコウ・ヨンチョル氏は、アメリカを刺激する「大きなデメリットの発生を恐れて、核実験から砲撃訓練に切り換えたのだろう」と分析する。

米原潜ミシガンが韓国・釜山に

一方のアメリカは、原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海に向かわせるのに加えて、150発以上の巡航ミサイルを搭載できる原子力潜水艦ミシガンを韓国・釜山に寄港させた。

龍崎孝(元TBS政治部長)「アメリカの狙いは核実験阻止というより核そのものを放棄させることだから、緊張は長期化する。偶発的な衝突の可能性も出ます」

夏目「しびれをきらして軍事衝突が起きかねないということですね」