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新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)は4月25日、日本オラクルとの協業を強化し、ITアウトソーシングサービス「NSFITOS」のラインアップとしてオラクルのクラウドサービスを提供開始したと発表した。

具体的には、NSFITOSの中核であるマネージドクラウド・サービス「absonne」(アブソンヌ)の新サービスとしてオラクルのクラウドサービスを加えて同社データセンターから提供するとともに、Oracle Cloud MachineとExadata Cloud Machineをアウトソーシングとして提供する。

新日鉄住金ソリューションズ 取締役常務執行役員 ITインフラソリューション事業本部長の大城卓氏は、「われわれは企業のミッションクリティカルシステムなシステムのエンジニアリング、運用、ファシリティについて、オンプレミスとサービスの両面で提供してきた。ミッションクリティカル環境においてオラクル製品の構築実績が多数あることがわれわれの強み。オラクルのクラウドサービスの提供により、基幹システムのクラウド移行を強力に支援することが可能となった」と語った。

今回の取り組みは、オラクルの新たなクラウド・パートナー・プログラム「Oracle Cloud Managed Service Provider (MSP)プログラム」に沿って展開するものとなる。

オラクルのMSPプログラムに参画した背景については、「ライセンスを含めた形で、オラクル環境をクラウドに移行するというニーズが高まってきた。また、オラクル製品を利用している企業のクラウドの移行先として最適なOracle Cloud Machineが登場したこと、MSPプログラムが整備されたことで、SIerとして、独自のサービスが提供できるようになったことも大きい」とした。

Oracle Cloudに関するサービスメニューは、アセスメントサービス、システム移行に関するコンサルティング、データベース移行サービス、運用管理サービスから構成される。

サービスの提供形態は、新日鉄住金ソリューションズのデータセンターに構築したOracle Cloud環境から運用サービスまで提供されるパターンと顧客のデータセンターにOracle Cloud環境を導入して新日鉄住金ソリューションズがリモートで運用サービスを提供する2つのパターンに対応している。

説明会では、日本オラクル 執行役副社長 クラウド・テクノロジー事業統括 石積尚幸氏が、同社のクラウドに関する戦略を説明した。

同社はクラウドサービスとして「Cloud at Customer」と「Oracle Cloud Platform」を提供している。「Cloud at Customer」は、同社のハードウェアを顧客のデータセンターに設置して、Oracle CloudのIaaSとPaaSを顧客のデータセンターで利用可能にするもの。顧客に設置するハードウェアに「Oracle Cloud Machine」がある。

一方、「Oracle Cloud Platform」はPaaSを中心としたサービスで、石積氏によると、今後、IaaSとPaaSの双方において拡充を図っていくという。