WEBER

 4人組ダンスボーカルユニットのWEBER(ウェバー)が26日に、両A面シングル「-BALLON-/笑顔が叶いますように」をリリースする。WEBERは“Webから広がるグループ”というコンセプトのもと2013年に結成。J(ダンサー)をリーダーとして、Taka.(ボーカル)、Hayato(ボーカル)、little Skeet(ダンサー)からなる。

 アジア最大級のダンスコンテスト『ギャツビースタイリングダンスコンテスト』でチャンピオンとなった経験を持つJ、ダンサーを両親に持ち、10代でニューヨークのショーケースに出演するなど、ダンスの実力に計り知れない程のポテンシャルを持つlittle Skeet、ハイトーンで伸びやかなボイスを響かせるHayato、そして歌だけでなく様々な楽器もこなし、幅広いエンターテインメントに造詣を持つTaka.。

 着実にそのキャリアを積み上げ、結成4年目となる2017年1月に、目標だったという、ワンマンでの東京・台場のZepp Diver-City公演を成功させた。さらに2月にはメジャーデビューシングル「オオカミの涙」をリリースするなど、順調に音楽シーンでステップアップを続けている。

 6月にはテレビドラマ『今夜もLL(LIVE&LOVE)』(TOKYO MX系)にWEBER本人役として出演するなど、その活動の幅を広げている彼ら。ダンスボーカルグループとしてはダンスとボーカルをしっかりと分けた、ユニークな形態でもあるその実態や、シングルへの想い、ドラマ出演、そして今後の活動に向けた目標などについて話を聞いた。

いずれは時代の象徴の一つといえるグループになりたい

Taka.

――「WEBER」というグループ名には、“Webから広がるグループ”というコンセプトがあるということですが、それはWebを、例えば何か具体的な活動のベースに置かれているということなのでしょうか?

Taka. いや、というよりはWebやSNS等の世界は、僕らの年代には当たり前に浸透しているものという意識です。だからこそ、僕らが例えばSNSに関わり、ファンの皆さんにプロモーターのように、拡散してもらったりして広がっていく、というイメージですね。そのみんなに広げてもらうメディアとして、みんなが見やすいものを考えてWEB、SNSというものはどうだろう、ということからその名前を付けました。

――何か象徴的なイメージということでしょうか? インターネット、ネットワーク的な具体的な実物というよりは。

J そうですね。今、WebやSNSは時代の象徴の一つじゃないですか。だから、僕らもいずれは時代の象徴の一つといえるグループになりたいという思いもあります。具体的に何をしているということより、そういうコンセプトを持っていずれは…という、夢を持ったグループだと考えて頂ければと思います。

――近年、ダンスボーカルグループというと、かなりたくさんあり競争率も高いジャンルではあると思いますが、その中でWEBERはボーカルとダンサーがそれぞれのパフォーマンスを披露するという構成がすごくユニークですね。どのような経緯から皆さんは集まられたのでしょうか?

J みんな、もともと事務所が同じで、単純に僕とlittle Skeetがダンスをやりたくて、歌をやりたかったのがTaka.とHayatoだったという。歌の声の力もあるけど、ダンスができる人がいるのであれば、よりクオリティ的に高いものが表現できると思いました。ダンスも加えて、4人でさらに立体的に音楽を届けて皆さんに伝えていけるグループになれたらという思いで結成されたのが最初ですね。

――もともと皆さんは、お知り合いだったのですか?

Taka. わりとフランクな付き合いから始まったんですが、歌を歌いたいとHayatoが言い出したのが最初で、ちょうどWEBER結成のタイミングで僕が事務所に入ったんです。その時にこのプロジェクトを立ち上げたプロデューサーの方に歌を聴いてもらって、本格的に始める段階に進んだ時に、もっと立体的に表現しようというところでダンサーとして同年代のlittle Skeetがいて、この3人が集まりました。それに合わせて、Jさんが加入しました。

――お二人はダンサーとして、普段はどのように曲の表現に関わっているのでしょうか?

J 僕はやりたいことをエッセンスとして取り入れることはあるんですけど、ただ際限なく全面的に“これをやりたい”というよりは、やりたいことをストックしておくことが多いですね。そして「この中で、この曲だったら、こういうことができそうだ」というものを、引き出しを開けて取り入れる、という感じで。

little Skeet 僕はこの4人の中で一番言うことが少ないかもしれないんですが。なかなか他のみんなみたいに頭の回転が速くなくて(笑)。自分のペースというものがあって、それを乱されると何もできないというか。メンバーが“あれをやりたい、こういうのも”というと、結構僕の中で「ああ、なるほど、それでいいじゃん」ということが多いかもしれないですね。

――それは、一方で言葉より体で表現するような?

little Skeet はい、逆にそれしかない感じですね。

little skeet

――1月にZepp Divercityでおこなわれたワンマンライブの際は、皆さんの目標としてこの会場を視野に入れていたとおっしゃっていました。あれから新たに更新された目標はありますか?

J 今はまず、日本武道館ですね。日本人としてあの舞台に立てるというのは、誇りだし、あそこには一度立っておきたいというか。通っておきたい場所なんで。

――着実な感じですね。

J でも、ただがむしゃらにそこに進んでいくというよりは、ちゃんと一つひとつ目の前のことをやってから、というところですけどね。自分たちの作ったものを色んな人に届けて、色んなものが重なった上で、きっと色んなことが成功して、色んな失敗があった結果として、武道館が見えてくるものだと思いますし。

――少し視点を変えてお伺いしたいのですが、リーダーから見て他のメンバー3人というのは、それぞれどのような性格と受け止めているのでしょうか?

J まず、まとめて言うと…同じクラスにいても、絶対に友達にならないタイプではないかと(笑)。Taka.は、一つのことを決めたら、それに向かって頑張る奴。ちょっと周りが見えなくなる時もあるけど、そういう人間だからこそ引っ張ってもらえるところもある。ネガティブな面もあるけど、それも何か自分を掻き立てるものではないかと。

――慎重派な感じなんでしょうか?

J そうですね。集中するとすごいタイプです。Hayatoは逆で、ずっと明るくて、何があってもムードメーカーというか。Hayatoが明るいとリハの現場とか、移動の車内なんかでも明るいし。逆に静かだとずっと静か(笑)。little Skeetは我が道を行くタイプで、やりたいことをやる、みたいな。自分がやるとなったらすごい。タップもずっと個人練習して身に付けたり、いろんなものを見て自分で勉強をする。ただ、逆に時々、相反することをやっていたりとか(笑)。でも、いい意味で一番この中で頑固な子かもしれませんね。

――Jさんと同じダンサーとしてはどのように見られているのでしょうか? ライバルという感じ?

J いや、ライバルと思ったことは一度もないんです。もともとやってきたジャンルが違うので。でも、自分のやってきたものを見せる時はすごいなと思います。ただ、WEBERで求められるダンスというのは、今まで僕らがやってきたダンスではないんですよね。だからその点に関しては、二人で言い合ったり。

――グループとしての考えを尊重するという感じなのでしょうか?

J まさしく。「カッコいいダンスを踊るだけでは意味はない」とずっと言っていますし。カッコいいのは大前提、その上に何か心を動かすもの、心を動かす踊りをしないと伝わらない。そういうポリシーを二人の中のテーマとして貫いているんです。だから振り付けの中で「本当にそれは必要?」「それはやらないほうがよくない?」みたいな話を、二人ですることもよくあります。

――では逆に3人から見ると、リーダーはどんなキャラクターでしょう?

Hayato 人見知りですね、最初は。

Taka. うん、いや人見知りというか…人を自分のテリトリーに近づけたくないんですよね、多分。先輩として尊敬していたし好きだったので、以前に一度意を決して僕からJさんに近づいた時があったんです。その時は割とフランクに返してくれたんですけど、目が笑ってないみたいな(笑)。何かどこか心の距離をずっと一定に保って、人と接する感じはありますね。

――それはすごく慎重な性格が伺えますね。

little Skeet 僕はJさんとはWEBERを結成する前に、どこかダンスの現場、練習場所みたいなところで初めてお会いしてから以降、何回か一緒にお仕事をすることがあったんですけど、すべてがもうキッチリ。僕はJさんのことを、サイボーグだと思っています(笑)。本当に自分の中のスケジュール管理が、キッチリできている感じですね。

――口で言うよりは態度で示すというか…行動で見せるような?

little Skeet そうですね。模範的なところがあって、まさしくリーダー! ですね。

――それぞれ個性的でバラバラに見えながらも、すごくバランスがいいような感じもしますね。

Taka. そうですね。バランスはいいと思います。

記事の続き »  「オオカミの涙」から続く新曲のストーリー