ヒュー・ジャックマンは仕上がりに自信 (C) 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

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 ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン役を演じる最後の作品で、世界興行収入6億ドル超の大ヒットを記録中の「LOGAN ローガン」の本予告が公開された。

 ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来。年老いて治癒能力も低下したウルヴァリンは、ローガンと名乗ってプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)と共に荒野の廃工場でひっそりと暮らしていた。そんな折、謎の組織に追われる少女ローラ(ダフネ・キーン)と出会ったことから、3人の逃避行が始まる。

 本作は特殊能力を駆使した派手なバトルが売りの過去作品とはひと味違い、ローガンたちがどこまでも広がる荒野をさまよう終末感漂う仕上がりに。予告編でもその世界観が確認でき、ローガンが血を流し、ボロボロになってまでなお戦う生々しいバトルや「現実では人は死ぬ」「俺に期待するな」「愛する人がいて居場所がある。これが普通の人生だ」などの重みあるセリフがちりばめられている。かつてないハードボイルドなにおいの漂う作品となっている。

 “ミュータントの最後の希望”とされるローラにおいては、旅の途中で訪れた店の商品のポテトチップスを食べ、飲み物を飲み、サングラスをかけて遊ぶ無邪気な姿を見せつつ、店員が「金はあるのか?」ととがめ、商品を奪い取ろうとするとひょう変してなぐりかかろうとするなど、凶暴性を秘めたキャラクターが強調されている。

 ジェームズ・マンゴールド監督は「ローガンは、悪い奴は怖くないし、死も怖いと思っていないが、愛情を怖がっている。それに人と関わることや親密になることが怖い。ローガンに対し、一種のスケールの大きい感情的な要素を突きつけた映画だ」と解説する。ジャックマンも同調し「本作は、以前の『X-MEN』シリーズ、そしてすべてのアメコミ映画よりもケタ違いにリアルに、人間らしく描かれている。ウルヴァリンは、アメコミ映画の中でダークで複雑を極めたキャラクターの1人かもしれないが、最後にこのキャラクターを探求するには、彼がどんな人か核心に触れることが重要だったんだ」と語っている。

 「LOGAN ローガン」は、6月1日から全国公開。