ナチス高官・ハイドリヒ暗殺計画を描く (C)2016 Project Anth LLC All Rights Reserved

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 「ダークナイト」「インセプション」で知られるキリアン・マーフィと、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」で脚光を浴びたジェイミー・ドーナンが主演した映画「ハイドリヒを撃て!『ナチの野獣』暗殺作戦」の特報が、このほど披露された。マーフィ&ドーナンが、ナチス高官の暗殺を実行する兵士に扮し、命をかけた壮絶な攻防戦に挑むさまが収められている。

 第2次世界大戦中期、ナチス・ドイツがほぼ掌握しつつあったヨーロッパ。アドルフ・ヒトラー、ハインリヒ・ヒムラーに次ぐナチス高官ラインハルト・ハイドリヒは、ユダヤ人大量虐殺の実権を握っていたほか、1941年からベーメン・メーレン保護領(チェコ)を副総督として統治し、その冷酷さから「金髪の野獣」「プラハの屠殺者」などと恐れられていた。イギリス政府およびチェコ・スロバキア亡命政府は、ハイドリヒ暗殺を計画。ヨゼフ、ヤンら7人の部隊によって実行されるが、襲撃に憤慨したナチス側は常軌を逸した残虐な報復を開始していく。

 マーフィは強い使命感で計画に身を投じるヨゼフ、ドーナンは愛する女性との幸福な生活を夢見るヤンをそれぞれ熱演。映像は、時代に翻ろうされる青年たちの鬼気迫る表情や、当時のハイドリヒの姿を映し出すほか、ヨゼフらが報復である激しい銃撃を受け、逃げ込んだ教会の地下で水攻めにあう模様をとらえた。ドーナンは、今作の物語について「脚本を読んで初めてこの暗殺作戦のことを知り、圧倒された」と語り、「これほどまでにすごい物語があったなんて、非常に興味深いです」と述べている。

 「ハイドリヒを撃て!『ナチの野獣』暗殺作戦」は、「ブロークン」「フローズン・タイム」のショーン・エリス監督がメガホンをとり、チェコのアカデミー賞とされる「ライオン賞」では14部門にノミネート。ほかシャルロット・ルボン、ハリー・ロイド、トビー・ジョーンズらが共演した。8月12日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。