イタリア北部レッコ近郊で行われた会合に出席した、オンライン百科事典「ウィキペディア」の創設者ジミー・ウェールズ氏(2016年6月24日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】オンライン百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」の創設者ジミー・ウェールズ(Jimmy Wales)氏が、既存のニュースメディアの改革と偽ニュースへの対策を目的に、ジャーナリストや読者が事実検証して記事を作成する新プロジェクト「ウィキトリビューン(Wikitribune)」を立ち上げた。

 ウィキトリビューンは、インターネット上のコミュニティーの人たちが共同で事実検証などを行って記事を作成するもので、複数の人たちが書き込みをする現在のウィキペディアと同じ原理が用いられる。

 ウェールズ氏が24日夜に公開したウィキトリビューンのウェブサイトは「ニュースは壊れた。われわれは立て直せる」として、「エビデンス(証拠)に基づいたジャーナリズム」に注力する方針を示した。

 ウェールズ氏はウィキトリビューンについて、ツイッター(Twitter)で「ジャーナリストとボランティアが一つになり、真のインパクトを与えるファクト(事実)に基づいた記事の作成が可能となる」と述べた。

 ウィキトリビューンの閲覧は無料で広告掲載もない。ウィキペディアと同様にユーザーからの寄付で運営される。

 1か月15ドル(約1700円)を払いウィキトリビューンの支援者になることもできる。サイト運営のため少なくとも10人のジャーナリストを採用する予定。
【翻訳編集】AFPBB News