波瑠&鈴木伸之に「はぁ?」の声殺到! 『あなたのことはそれほど』加速する不倫劇

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 W不倫というセンセーショナルなテーマで話題の火曜ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系)。第2話では、主人公・美都(波瑠)と、初恋の相手・有島(鈴木伸之)が、ズルズルと逢瀬を重ねていくさまが描かれた。大人の恋愛というよりも、いい年になっても初恋の幻想から抜けられない美都の言動に、ネットを中心に視聴者からのツッコミが殺到した。

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 また、番組の冒頭では、有島と有島の妻・麗華(仲里依紗)の関係性が描かれた。ふたりで道を歩いていると、ポケットティッシュを配布する女性の姿が。見た目も地味で冴えない容姿の女性が、派手な格好の女性にティッシュを渡そうとすると「はぁ?」と威嚇されてしまう。そんな姿を見て麗華は「“はぁ?”って、ああいうとき使うの違うよね」と、こぼす。「昔、よく言われてたからさ」と、自分が冴えない側であったことをうかがわせるのだが、その真意をまったく察することができない有島は「はぁ?」と尋ねるのだった。「それは、正しい使い方」と微笑む麗華。このやり取りだけでも、有島よりずっと麗華の方がうわ手だということがわかる。更に麗華は、浮気が話題になっているワイドショーを見ながら、「羽伸ばしちゃダメよ」と、微笑みながら里帰り出産の準備をすすめるのだった。

 一方、有島との再会を運命だと浮かれる美都は、夫の涼太(東出昌大)に対する罪悪感はゼロ。職場の上司であり、いろんな意味で経験豊富な花山(橋本じゅん)のアドバイスを聞き、少しの事実を入れた嘘を重ねていく。有島のことを、さも転校してしまった学生時代の女友達かのように話してみせるのだ。だが、その嘘がとてつもなくヘタ過ぎる。有島からのメールが通知されると、携帯を持ってウキウキしながら洗面所に駆け込むなど、隠す気がないのかと思うほど、わかりやすすぎるのだ。それは、まるで初めての恋に浮かれる少女のよう。本人は「恋するってこんな感じだった」と心踊っているが、大人として必要なネジが外れてしまったような印象だ。これには唯一の親友である香子(大政絢)も「はぁ?」である。親友の忠告を聞かず、不倫旅行のアリバイまで頼む始末。これには香子も失望し、席を立ってしまった。

 「なんで結婚しちゃったんだろう」「いっそ涼ちゃんが私のこと嫌いになってくれたら、いろいろラクなんだけどな〜」とまで考えだす美都。夫の信頼を裏切り、親友の友情を軽んじて、出かけた温泉旅行にも関わらず、露天風呂から見渡す眺望を「世界でいちばんキレイな景色」とうっとり。挙句の果てに、「子どもが生まれたから帰らなきゃ」という有島に「大丈夫、私も結婚してるから。夫がいるの……だからムチャなこと言わないから安心して(この関係を続けよう)」とニッコリ。これには、もう視聴者の「はぁ?」も止まらない。

 そんな美都に対して「なんだ、良かった」と安堵する有島も有島だ。携帯に登録した美都の名前は“三好物産”。取引先っぽい偽名を使うあたり遊び慣れしている感じがプンプンにおう。また、顔を近づけて「あれ、三好ってこんなにかわいかったっけ?」とサラリと言って見せるやり手っぷり。「料理はするの?」という美都の質問に、「スーパーの惣菜ですますことも」と、麗華と惣菜を買ったシーンを彷彿とさせるセリフ。有島もまた事実を入れて嘘をつく。だが、思い出してほしい。有島よりも麗華のほうが、断然うわ手であることを。今後、麗華がどう出るかがひとつの見どころだ。

 そして、最大の見どころである涼太の狂気っぷりは、少しずつエスカレート。美都の携帯チェックは日課になり、今回は美都の実家へ。気さくな婿っぷりを発揮して、外堀から埋めていく作戦に出た。「みっちゃんは嘘がヘタで。素直でいい子に育ててくれたお義母さんに感謝ですよ」と、こちらの事実(嘘がヘタ)を交えて嘘(素直でいい子)をつく。そして、旧友と話していた美都の嘘を暴いていく。

 まだ幸せは続くと信じて現実を見ない美都。子どもが生まれていよいよ現実を突きつけられる有島。守るべき存在ができて強さが増していく麗華。そして、嫉妬を押し殺しながら「子ども欲しくない?」と美都に迫る涼太。不倫の先にあるのが恐ろしい結末であるのなら、いっそそれぞれがとことん暴走する様を見せてほしい。不倫への興味はそれほど……と、誰もが恐ろしくて手が出せなくなるくらいに。(佐藤結衣)