投資信託の運用手数料は「お布施」と同じでいいのか

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議論がかみ合わない
投信会社社長VS大学教授

 先週末、筆者は風変わりな勉強会で話を聞いていた。ゲスト登壇者は、ある独立系投資信託運用会社の社長さんと、経済学が専門で資産運用に詳しい大学教授の2人で、両者が議論を戦わせている。テーマ設定は、今風に「フィデューシャリー・デューティー(顧客本位の業務運営)」なのだが、もっぱら論じられたのは、投資信託の手数料だ。

 投信会社の社長さんは、近年、複数の大手運用会社から登場している低廉な運用管理手数料のインデックスファンドにご不満をお持ちだった。

「あんなコスト(手数料)では、あれらのファンド個別の採算は、真っ赤なはずです。彼らが、ああいうコストで商品を出せるのは、他の商品で高い手数料をぼったくっているからです。この状況は、会社の方針としてダブルスタンダードだし、低コストのファンドに人気が偏るようになると、規模の小さい運用会社は経営が圧迫されて運用業界の健全な発展を阻害しかねない…」とおっしゃる。

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