外食売上高、3月は前年同月比4.5%増、7カ月連続プラス

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 日本フードサービス協会(JF)は25日、3月の外食売上高(全店ベース)が前年同月比4.5%増となり、7カ月連続で前年を上回ったと発表した。週末に売り上げを伸ばす「パブ・居酒屋」に関しては、今年の3月は金曜日が5回あったことから売上高は同0.4%増となり、25カ月ぶりに前年を上回っている。

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 JFは毎月「外食産業市場動向調査」を実施し、新規店を含む「全店データ」を業界全体及び業態別(ファーストフード、ファミリーレストラン、パブレストラン/居酒屋、ディナーレストラン、喫茶、その他)に集計し、前年同月比を算出、公表している。3月の調査は、全国186の事業者、3万3,177店舗を対象に行われた。

 業態別では、ファーストフード業態が全体売上は前年同月比6.6%増、店舗数は同0.8%増、客数は同5.5%増、客単価は同1.1%増となった。業種別に売上高をみると、「洋風(ハンバーガー等)」は各社の状況はまちまちだったものの、春のキャンペーンが成功した企業が牽引する形となり同8.0%増と前年を大きく上回った。「和風(牛丼等)」は定食メニューが好調で同6.0%増、「麺類(ラーメン、うどん等)」は店舗数増の影響等で同6.1%増。「持ち帰り米飯/回転寿司」は、回転寿司で高めの商品を出す傾向が強まり、客単価が増加したことが影響して同4.3%増となった。

 ファミリーレストラン業態では、全般的に客数の伸びが好調で、売上高が前年同月比2.4%増、店舗数が同0.7%増、客数が同1.3%増、客単価が同1.2%増となった。業種別の売上高では、「洋風」が堅調に売り上げを伸ばし同1.8%増、「和風」と「中華」は価格が高めの商品を訴求したことで客単価が上昇し、その影響で和風が同0.4%増、中華が同2.1%増と前年を上回った。「焼き肉」は3月の送迎会シーズンの中で上手く客数が伸び、同7.8%増となった。

 パブ・居酒屋業態は、売上高が前年同月比0.4%増、店舗数が同2.6%減、客数が同1.6%増、客単価が同1.2%減となった。「居酒屋」は同0.8%減と前年割れを起こしたものの、金曜日が1日多かった影響から減少幅は少なかった。

 ディナーレストラン業態は売上高が前年同月比5.3%増、店舗数が同3.5%増、客数が同5.4%増、客単価が同0.1%減。喫茶業態は売上高が同3.3%増、店舗数が同0.3%増、客数が同1.1%増、客単価が同2.1%増だった。