来日中のマカヴォイ!

写真拡大

 俳優のジェームズ・マカヴォイが25日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『スプリット』来日記念トークセッションにM・ナイト・シャマラン(監督・製作・脚本)とともに来場、気さくな人柄で会場を魅了しつつ、先ごろに日本で迎えたクレイジーな誕生日のエピソードをうれしそうに語る一幕もあった。

 この日は、日本が大好きなシャマラン監督の「日本のファンと作品について語りたい!」というリクエストを受け、本編上映後に「ネタバレOK」でファンと語り合うトークセッションを実施。人気絶頂のマカヴォイがファンと直接ふれあう機会とあって、この日のチケットは数秒で完売したそう。さらには、あっと驚く衝撃のクライマックスが話題の本作だけあって、クライマックスの解釈、続編の可能性など、どこを切り取ってもほとんどが「口外厳禁」となってしまう内容が連発される貴重なトークの場となった。

 日本のファンの前に立ったマカヴォイが「コンバンワ、ジェームズ・マカヴォイデス。キョウハ、アリガトウゴザイマス!」と日本語であいさつすると、会場のファンは大喝采。続くシャマランも「コンニチワ、ワタシハナイトデス。ハジマシテ、ドウゾヨロシク」とあいさつし、会場からは「イエー!」という声が響き渡る大盛況ぶり。

 『ウォンテッド』(2008)で初来日して以来、実に9年ぶりの来日となったマカヴォイは、「今回は初来日の時と違って、本当にゆったりとした時間を過ごすことができているよ」と切り出すと、「みんなフレンドリーだし、とても親切にしてくれる。本当におしゃれでスタイリッシュな街だなと思っているんです。昨日はコーヒーを飲んでいて、街を歩く人を見ていたけど、みんなのファッションが完璧だね」と笑いながら付け加えた。

 また、会場の女性から「誕生日(4月21日)は何をしていましたか?」という質問が飛びだすと、「今まででもっともクレイジーな誕生日だった。(新宿歌舞伎町にある)外国人が大好きなロボットレストランにいたんだけど、とてもクールでクレイジーでね」と語りだすマカヴォイ。ロボットレストランでの外国人客の多さに思わず、後ろにいた日本人カップルに「ここには日本人は来ないの?」と尋ねたら、「日本人はみんなもう来たことがあるんだよ」と返答されたことを笑顔で明かす。そこで、会場の観客にも「ロボットレストランに行ったことある人、手を挙げて!」と呼びかけ、一部の観客から「ハーイ!」と返事を受けるやりとりも。「みんな大好きだよ!」とご機嫌なマカヴォイに向けて、会場全員がバースデーソングで祝福する一幕もあった。

 会場の観客にマイクを渡しに走る女性スタッフの俊敏な動きに「彼女は足が速いね!」と声をかけたり、自分の長いコメントを一生懸命訳し終えた通訳の汗をふいたり、肩をたたいてねぎらったりと、気さくな人柄を見せたマカヴォイ。帰り際も観客からの握手に応じるなど、ナイスガイぶりを見せつけて、最後まで会場を魅了した。(取材・文:壬生智裕)

映画『スプリット』は5月12日より全国公開